はるか（ばれいしょ農林60号）
ジャガイモ「はるか」という品種を栽培した記録です。はるかを育てるのは今回が初めてで品種の特性などはまだしっかりとは把握できていません。「はるか」は多収で調理適正にすぐれ、ジャガイモシストセンチュウに抵抗性があります。青枯病にやや強い抵抗性があります。皮の色は男爵と同様に白く、芽の周りが赤いという特徴があります。収穫時期は中生です（とありましたが実際の熟期の差は実感がなかったです）。男爵同様に粘質で煮崩れしにくくコロッケにも適性があります。
2008年に登録された品種です。
目次
品種選び
この年は2月12日に品種を選び、4日後の16日に地元の園芸店でベニアカリの種芋を1kg購入しました。
植え付け
あまり好きではないのですが、おやすい鶏糞を撒いて土を耕しました。そして整然と十勝こがねを植えました。種芋は2個程度に切り分けてあります。近くの畝には十勝こがねという他の品種も植えました。
3月22日に植えました。
間引き
毎年恒例の2本仕立てにしました。
開花
ジャガイモ はるか の花
ジャガイモのベニアカリの花が咲き始めたのは5月16日からで5月下旬に満開を迎えました。他の品種も同じように咲き始めました。花の見た目はベニアカリとそっくりで区別ができませんでした。
今のところ元気そうに育っています。
土寄せ
出遅れ感がありましたが6月14日に土寄せという作業を行いました。収穫の一週間前でした。
収穫
2020年6月21日、梅雨の合間の晴天の日に収穫しました。
ジャガイモ はるかの収穫量は種芋1kgに対し12.248kgの重量がありました。
ジャガイモ はるか の収穫（無農薬）
ジャガイモ はるか の収穫（無農薬）
ジャガイモ はるかの1個の重さは最大275gありました。
食味評価
はるかの果肉はやや白系で男爵に似た系統です。ポテトサラダに適しているようでやや淡泊系統ながらもおいしかったです。煮崩れしにくいとありましたが、収穫したてのものはやや煮崩れしやすいようでした。毎回ポテトサラダか煮物にして食べています。ビタミンCも摂れて食物繊維がお通じをよくします。イカと一緒に煮物にしてみましたが、丸ごと煮たら煮崩れしませんでした。
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