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ジャガイモの栽培日記
5月1日、ジャガイモの芽欠きをしながら「芽欠きで抜いた苗を植えたらどうなるだろうか?」と疑問に思うことからはじまりました。私と同じことを考えた人は既にたくさんおられるようでして、もしかしたら芽欠きで抜いたジャガイモの苗を定植したらたくさん収穫できるかもしれないと思いチャレンジしてみました。
畑でジャガイモを育てた観察日記です。2019年の様子を書いています。栽培品種は「十勝コガネ」「ピルカ」「レッドムーン」です。植え付け数量はそれぞれ1kgの合計3kgです。種芋を分割した個数は十勝こがねが23個、ピルカが23個、レッドムーンが21個です。
3kgの種芋から60kg程度のジャガイモが採れたのですから、お米2俵分になるでしょうか!!!
そりゃ太りますし、お米の消費量が極端に減ったので冬になっても昨年の古米を食べています!
3kgの種芋から60kg程度のジャガイモが採れたのですから、お米2俵分になるでしょうか!!!
そりゃ太りますし、お米の消費量が極端に減ったので冬になっても昨年の古米を食べています!
2019年12月1日 秋じゃがの栽培はダメでした
秋にデジマを1kg植えたのですが、全部腐ってしまいました。台風や雨が来るので秋じゃがの栽培はとても難しいです。秋植えのジャガイモは毎年ダメなのですよ・・・とほほ。でもお隣の畑のジャガイモはこの日の時点でもすくすくと育っていたので植え方に問題があったのだと思います。もっとしっかり芽出しするとか、浅植えにするなど・・・。
2019年11月 やっとすべての品種を食べ終えました!
ジャガイモがたくさん採れ過ぎて、すべて食べきるのに約5か月ほどかかりました。おかげで太ってしまいました。食べた順番は芽が出やすい順番で、まずはレッドムーンから食べました。次にピルカを急いで調理し、最後に芽が出にくい十勝こがねを頂きました。レッドムーンは休眠期が思ったより短かったので、来年からの栽培は無しにしようと思います。
ピルカと十勝こがねは栽培リストに入れて置こうと思います。
味ですが、無農薬なので安全感があって、十勝こがねが一番風味がよかったように思います。ピルカはコロッケ用といった感じであっさり系でした。
2019年6月22日 ジャガイモのレッドムーンを収穫
十勝こがね、ピルカに続き、翌週にレッドムーンを収穫しました。レッドムーンは、とりわけ巨大芋があるわけでなく、普通の大芋と中イモと小芋でした。やや小さめが多かった気がします。3芽残して栽培していましたが、それでも子芋が多かったように思いますが、これくらいがちょうどいいかもしれません。
ジャガイモのレッドムーンは皮がむきにくくてやや煮崩れしやすく、ポテトサラダにすると、おいしいです!ピルカは完全に煮物用の粘質ですが、キタアカリほど粘っこくありません。十勝こがねはフライドポテト用の食味です。
2019年6月15日 ジャガイモの十勝こがねとピルカを収穫
ジャガイモ ピルカ 十勝こがねの収穫
まだまだジャガイモの地上部は元気でしたが、ここにカボチャの「雪化粧」を植えたかったので、左の二畝のジャガイモを収穫することにしました。十勝こがねの葉っぱは既に病気だったので、後は倒れるだけかなと思いました。試し堀りをしてみると、十分な大きさに育っていました。雨でダメになるよりはマシかなと思って掘り起こしました。
ジャガイモ
十勝こがねとピルカの外観はそっくりで見分けがつきません。
今回の収穫量は十勝こがねが1kgの種芋に対して17.38kg、ピルカが1kgの種芋に対して27.551kg採れました。いずれもそうか病に罹っていました。
- 十勝こがね 17.38kg
- 大きな芋 8.426kg
- 中くらいの芋 5.708kg
- 小さな芋 1.688kg
- クズ芋 1.558kg(皮がむきづらいくらい小さな芋)
- ピルカ 27.55kg
- 大きな芋 16.398kg
- 中くらいの芋 7.823kg
- 小さな芋 2.39kg
- クズ芋 939g
十勝こがねは、なぜか収穫量が毎年劣ります。ピルカは大満足の収穫量でした。
2019年5月26日 ジャガイモの土寄せ
ジャガイモの花が咲いて1週間ほどになりました。家族が耕運機を使ってジャガイモの土寄せをしてくれました。その際に、芽欠き苗を邪魔だといって全部引き抜かれてしまいました・・・無念。無農薬栽培なので花の蜜は昆虫の食糧として残してあります。
2019年5月1日 ジャガイモの芽欠きと挿し芽
挿し芽、翌日の様子
ジャガイモの芽欠きした苗を挿し芽しました。雨が降っていたので土にたっぷり水分が含まれています。土壌が渇いていると挿し芽はうまくいきません。
今回は小雨が降っているときに作業をしました。
これまでの経験から、曇りの日か、雨が降っている日がこの作業に適していることがわかりました。
ジャガイモの挿し芽は土が十分湿っていること、日差しが強くないこと、すなわち作業時間は曇天または雨天の夕方であることが重要です!!!
植えた後はすぐにジャガイモがしおれてきますので、雨天である必要があります。
雨だったので、水やりはしていません。
芋はまだついておらず、根量も少ない状態で移植しました。
ジャガイモの挿し芽、翌日の畝の様子
本気栽培ではないため、適当な場所に1列に植えました。
といいつつも、少し期待をしています!
ジャガイモ 十勝こがねの栽培風景
十勝こがねです。雨に弱く、私の畑では、雨ですべて腐る性質があります。
ジャガイモ ピルカの栽培風景
ピルカです。名札と植え付けた場所の記録がないと、何の種類かまったく見分けがつきません。
ジャガイモ レッドムーンの栽培風景
レッドムーンです。
合計3kgの種芋です。
スーパーマーケットでジャガイモが3~4個で100円ほどで手に入ることもあり、別に育てる必要もないのですが、栽培メリットといえば、無農薬・無汚染の恩恵と、旬を楽しめること、収穫の喜びという充足感といったところでしょうか。ジャガイモに関する知識と味わいの経験も増えますので、そのぶん頭が賢くなります。
ジャガイモ栽培、脳と身体にとってはいいことずくめです。
2019年3月8日 ジャガイモの種芋を半分に切りました
左からピルカ、十勝こがね、レッドムーン
種芋を明日と明後日あたりに植えようと思うので、前日である本日、ジャガイモを縦半分に切りました。なるべく縦に切り、それができないものは横半分に切りました。小さな芋はそのまま干しました。
既に「レッドムーン」は芽が出て、芽の付け根から根が出ていました。芋は萎れており、来週まで保ちそうにありません。観察したところ、レッドムーンの休眠期間は短めなんじゃないかと思います。
2019年2月19日 ジャガイモの種芋を買いました
地元の園芸店で、ジャガイモの種芋を買ってきました。休眠期間が最長の「十勝こがね」と次点の「ピルカ」そして風味が良く収量もありそうな「レッドムーン」です。
インカのめざめ等、南米系の芋は今回はあきらめました。
多収で栽培容易なグラウンドペチカ(デストロイヤー)は入荷していませんでした。
おすすめリンク
種芋や、食用芋が手軽に手に入ります。2019年の時点で十勝こがねとピルカは1kg398円(税抜き)程度でした。