ミカンの有機栽培記録 2020年 石地と由良早生、日南の姫と寿太郎を育てています!

温州ミカンの栽培日記(2020年)

温州ミカンを家庭菜園で有機栽培しています。栽培品種は日南の姫、由良早生、早生温州、石地、寿太郎の5品種です。2019年に石地がカミキリムシやコガネムシの幼虫の食害により枯れてしまいました。地元のホームセンターで良い状態の石地がありましたので再度苗木を購入して植えました。ミカンの木はなかなか大きくならないので欲しいと思ったときが植え時です。2020年には早生温州がカミキリムシにやられて枯れてしまい、ミカン栽培は危機に陥ってます!

2020年12月30日 防寒対策をしたミカンの木に雪が積もりました!

ミカン石地の木に雪が積もりました 防寒対策
ミカン石地の木に雪が積もりました

2020年の年末は数年に一度の寒波が到来し、ミカンの木も雪で埋まってしまいました。ミカンの産地であればこれほどの雪は積もらないと思います。

ミカン日南の姫の木に雪が積もりました 防寒対策
ミカン日南の姫に雪が積もりました

こちらは日南の姫という品種です。頭まで雪で埋まってしまいました!一応写真の真ん中に棒が立っているところが日南の姫が植えられている位置です。写真右奥は無核スダチの木です。

ミカン寿太郎の木に雪が積もりました 防寒対策
ミカン寿太郎の木に雪が積もりました

こちらは寿太郎(じゅたろう)温州ミカンの木です。

いずれの木もまだ若木なので防寒対策をしています。

2020年12月27日 由良早生と日南の姫と寿太郎にマシン油乳剤を散布しました

カイガラムシやハダニ対策にマシン油乳剤を散布しました。有機JAS規格の範囲内の農薬です。有機栽培です。石地は既に防寒してしまったため散布しませんでした。

2020年12月7日 石地と由良早生と寿太郎と日南の姫の木にトアロー水和剤を散布しました

柑橘ハモグリバエ対策にトアロー水和剤を散布しました。有機JAS規格の範囲内の農薬です。有機栽培です。

2020年11月7日 みかんが野鳥(カラス)に全部やられた!

ミカン(由良早生)が野鳥(カラス)に食べられた!
ミカン(由良早生)が野鳥(カラス)に食べられた!

待ちに待った早生ミカンの由良早生をこの日に本収穫したいと思っていました。でも自宅の駐車場の前に何とミカンの皮が落ちていました。もしかしてうちのミカンがやられたのではと思って畑に行ってみると、1kg分くらいあったミカンが全部無くなってしまいました。

数年前にも別の早生みかんの実が全部無くなっていた事件を思い出しました。

辺りを観察してみると・・・

ミカン(由良早生)が野鳥(カラス)に食べられた!
もったいないことに、まだ実が残ってる!

この食べ方、どうやら人間の仕業では無いようです(笑)

哺乳類は中途半端に果肉を残すということはしません。

そして田んぼの方角に目をやると、カラスがオレンジ色の丸い物を加えて着地したところを発見!

これだけではまだ証拠として確信はなかったのでさらに辺りを調べてみると、ミカンの食べかすが電柱の下にもたくさん落ちていました!

ひとつ残らずカラスが私のミカンを食べてしまったようです。ハクビシンなどの哺乳類が犯人では無いようです。

そしてまた別の日・・・カラスはご近所さんの晩生ミカンまでもが味見した様子。そのおうちの人はすぐに気が付いたのか網を張ってミカンを無事守ったようです!

2020年10月28日 その1 みかんの由良早生を半分収穫しました!

ミカン(由良早生)の収穫 有機栽培
ミカン(由良早生)を収穫しました!

夏が終わり、少し涼しくなってきました。温州ミカンの「由良早生(ゆらわせ)」という品種の果皮が黄色く色づいてきましたので半分だけ収穫してみました。由良早生は今までの中でいちばん出来が良い気がします。

ミカン(由良早生)の収穫  収穫量の測定
ミカン(由良早生)の収穫量 907グラム

由良早生の収穫量です。907グラムありました。満足です。

ミカン(由良早生)の収穫  じょうのう膜が軟らかく薄い
ミカン(由良早生)

由良早生の皮をむいてみました。外側の皮も薄く、じょうのう膜と密着していました。じょうのう膜も薄くて出来栄えがよかったです。

ミカン(由良早生)の糖度測定
ミカン(由良早生)の糖度測定

由良早生の糖度は12.8度。満足できる糖度でした。欲を言えば14度くらい欲しかったです。

食べてみるとさっぱりと爽やかな風味で夏の疲れが癒されるような気がしました。

2020年10月28日 その2 みかんの日南の姫を初めて収穫しました!

みかんの日南の姫を初めて収穫しました!害虫のヤノネカイガラムシが付いていました。
日南の姫

もうすっかり存在を忘れていました。ミカンの日南の姫の木を見に行ってみると2個だけミカンが実っていました。しかも「とっても小さなミカン」です!写真で見ると大きいですが、ピンポン玉くらいのサイズです。

害虫も付いているので期待せずに味見をしてみると、すっかり減酸しきっており甘味も無く風味はイマイチでした。

きっと10月上旬くらいですね、うちの畑での日南の姫の収穫適期は。

酸味の残り具合から想像して思いました。

この害虫。名前をヤノネカイガラムシと言うそうです。

2020年10月11日 由良早生を試し採りしました

由良早生の収穫 有機栽培
由良早生の収穫 有機栽培

台風が通り過ぎて久しぶりに晴れました。気持ちの良い天気だったので畑に行ってみると由良早生が黄色く色づきかけていました。確か由良早生の収穫時期は10月中旬だったことを思い出し、試しに1つ収穫しました。今年の由良早生の果実はこぶりのものばかりで出来栄えはとても気に入ってます!

由良早生の糖度測定 収穫(有機栽培)
由良早生の糖度(Brix)は11.6%

由良早生の糖度を測定してみました。11度以上ありました。

食べてみると酸味が少し効いていたものの、甘味も感じられておいしかったです!

外の皮が薄くしっかりじょうのう膜にくっついていて、とても気に入りました。

有機栽培でこれだけの品質のものが収穫できて満足です!

2020年9月22日 ミカンに追肥しました

今年は柑橘栽培のほうは放置気味でしたが、4連休がありましたのでやっとミカンのお世話をする機会が戻って来ました。まずは除草し、それから「アミノエース」という肥料をやりました。今年はカミキリムシの害に悩まされていまして1本が枯れてしまいやる気まで枯れそうです。見回りをしてみると由良早生の根元にも怪しい穴が1つ開いていて中に害虫がいるのではないかと心配になりました。そうはいってもこれまで有機栽培を貫いてきたのでここであきらめるのも余計にやる気がなくなりそうなのでどうにかならないかと考えています。ひとつ方法があるとすれば、苗木が途切れないように毎年ミカンの苗をひたすら買って植え続けるという方法です。

2020年9月13日 早生ミカンの枯死を確認

早生温州ミカンの枯死 害虫のカミキリムシにやられました!  

残念なことに品種不明の早生温州が枯れてしまいました。


早生温州ミカンの枯死 害虫のカミキリムシにやられました!

8月に外にいた成虫1匹をやっつけたのですが、幹の中にカミキリムシの幼虫がもっといたのでしょうか?切ってみないとわかりません。

家族のお気に入りの木だったのに、とても残念です。落胆して病気にならないとよいのですが。

今のところ日南の姫を1本育成中なので、この木の代替となれる年も近いかもしれません。でも昨年は石地温州をやられて苗木を買い直したので、カミキリムシを何とかしないと柑橘が全滅してしまいそうです。

一番目の穴は癒合剤を塗っておいたのに、下にまた穴が開いていました。

害虫のカミキリムシが脱出した穴
害虫のカミキリムシの脱出穴

腹立たしいです・・・。

2020年8月中旬 早生ミカンがゴマダラカミキリ虫にやられて果実が全滅!

何だか早生ミカン(品種不明)の木の元気が無いなと7月後半から疑問に思っていました。蟻が樹皮の内部に足繁く通っていたので何かあるとは思っていたのですが・・・何と、お盆休みに畑に行ってみると根元付近に丸い穴が開いていてミカンの木にゴマダラカミキリが留まっていました。まさかこのカミキリ虫が幹の中に入っていたのでしょうか!?ミカンの旨さを学習したこのカミキリムシは可哀そうですがその場でやってしまいました。また果樹に産卵する可能性が高いので。空いた穴はしばらくそのままに。後で薄い木片か何かを癒合剤をボンドがわりにして貼ろうと思います。穴の中はどうやって埋めたらいいのかな!?考えてみたけどいいアイデアが浮かびません。8月は毎日が猛暑日だったのでカメラは畑まで持っていけませんでした。

前に青島らしきミカンの木を一本やられて枯死したので今回の果実はすべて摘果しておきました。

他のミカンの様子も見て見たいけど、9月に入るまでは体力的に撮影は厳しいです。

2020年6月21日 早生ミカンの摘花をしました(2回目)

畑に行ってみると、早生ミカンの木の新梢の伸長がイマイチであることに気が付きました。前回と前々回の摘蕾では不十分だったみたいで、小さな実がたくさん付きすぎていました。そういうわけで、今回はしっかりと摘果をしておきました。強めではなく、弱めの摘果で1つの枝先に3果残すこともありました。

2020年5月16日 早生ミカンの摘蕾をしました(2回目)

先週の摘蕾だけで不十分だったせいか、いまだ早生ミカンから新梢が出ていませんでした。そういうわけで、雨の中、傘を差しながら再び摘蕾をしました。摘蕾する場所が大体わかってきたので何とかうまくいきました。既に咲き始めている花もりました。新梢が出てくれないと焦ります。

温州ミカンの木 日南の姫とナミテントウムシ
温州ミカンの木 日南の姫とナミテントウムシ

こちらは日南の姫という品種です。一時は危なかったのですが、何とか持ち直してきました。なぜかこの日南の姫という木にテントウムシがたくさん集まっていました。カップルが2組いて交尾をしていました。余ったテントウムシが周辺でうろついていました。

ミカン日南の姫の栽培風景
ミカン日南の姫の栽培風景

ミカンの木にはマルチを敷いています。雑草が生えにくくなったので成長がよくなった気がします。コガネムシなどの害虫予防にもなると思います。

ミカン寿太郎の栽培風景
ミカン寿太郎の栽培風景

ミカンの寿太郎です。植えた場所が悪かったので成長が悪いです。植えてすぐに一度枯れてしまい、再度苗木を購入して育てています。

2020年5月10日 早生ミカンの摘蕾をしました(1回目)

畑に行ってみると、早生ミカン(品種不明)のミカンの枝からたくさん蕾が出ていました!これはヤバイと思って一生懸命ミカンの蕾を摘蕾しました。今回は思うところがあって摘蕾する場所を決めました。教科書通りに行くなら樹冠上部かもしれませんが、今回は上部だけでなく内部を中心に摘蕾しました。なぜそうしたかというと、中晩柑の栽培本の中に「旨い実はあそこに実っている」と書いてありましたので「あそこ」の蕾だけを残すことにしました。この木の根元から木くずが出ていました。穴は開いてなかったのでカミキリムシなのかどうかわかりませんでした。それよりもカンキツトリテザウイルス、思ったよりやばいです、このウイルス。トップジンMペーストを塗っておきましたがこの病気は侮れません。

他のミカン、日南の姫や寿太郎の幼木や由良早生からも新芽が出ていました。こちらの花つきはほどほどでしたので摘蕾はしませんでした。

去年カミキリムシで枯れてまた苗を買って来た植えた石地も今の環境になじむまで期間を要したようです。本格的に暑くなってきてはじめて新芽が出そうな気配がありました。

2020年4月25日 枯れた石地を再度買って来て植え付けました

暖かくなりましたので3月に買っておいたミカンの石地を畑に植えました。今回はしっかりとメジャーで距離を測定して列がずれないようにしました。土の中にはバーク堆肥と牡蠣殻石灰を混ぜました。肥料はまだ入れていません。本当の希望を言えばもうちょっとおいしい品種を植えたかったのですが、通販は写真のような苗木は価格と送料が高いのでホームセンターでこの苗木を1580円で買いました。ネット通販で買うことを思うとお買い得です。

温州ミカン 石地の植え付け 栽培記録
石地(温州ミカン)

2020年4月24日 ミカンの防寒ネットを外しました

畑に行くと、柑橘類から新芽がではじめていましたので防寒用に使っていた網をすべて外しました。しかし昨日の最低気温は何と1度です!!!本当に冬みたいに毎日寒かったです。平均して暖冬だったようですが、4月も油断できない寒さでした。感情的には春だと浮かれている3月あたりに防寒を取りたいと思いますが、気持ちは何の根拠にもなりませんので、事実をもとに判断したいものです。

そういえば、写真を撮り忘れました。フォルダを探しても無いわけだ!

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過去の栽培記録です。過去に行くほどまったくの初心者になっています。

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