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ブドウの栽培記録 2020年
自宅の庭で果樹のブドウを植木鉢で栽培しています。今年は少しやり方を変えてグレードアップしました。有機栽培をしています(今年は今のところ無農薬です)。育てている品種はマスカットベーリーAとヒムロッドシードレスと、マスカットビオレとクイーンセブンとデラウェアとヤマソービニオンです。
2020年9月22日 クイーンセブンとヒムロッドシードレスに追肥しました
作業ついでに二品種のブドウの苗木に追肥しました。葡萄栽培は失敗の連続でして、鉢植えして不織布で覆ったとしても害虫にやられて悲惨なことになっています。ビニールで覆えば多少は虫が防げるのですが、夏の熱で上の部分がダメになったり、庭でのビニール多用栽培は熱を蓄えすぎて身の危険も感じるので今年でやめようと思います。
このままブドウをジベレリン以外は無農薬の状態で栽培することはかなり厳しいです。早生品種に限定したとしてもです。
2020年8月23日 マスカットベーリーAを収穫しまた!
マスカットベーリーA
(今年はジベ以外まったく無農薬です!)
食料品店にマスカットベーリーAが並び始めていたので鉢植えのベーリーAを見に行くと果梗が枯れ始めていたので収穫しました。どうやら今年のマスカットベーリーAの熟期は例年よりも1週間~2週間早かったみたいです。
今年の果実も小さめで二度目のジベレリン処理が効いてないようでした。
1回目のジベレリン処理は有効だったようで種無し果とすることができました!風味は収穫期が過ぎたため酸味が少なくなっていて甘味があって食べやすかったです。
ベーリーAの本来のスペック(糖度18度程度)を上回るほどの高糖度は果たして可能なのでしょうか!?
今年のベーリーAはジベレリンという農薬を使った以外はまったくの無農薬で銅水和剤すら使用していません!被覆材は使用しておりますが、よくここまで育ったな、と思います。
2020年8月8日 ブドウのデラウェアを収穫しました!
デラウェア
(ジベ処理以外は無農薬です!)
畑に放置してあるデラウェアを適当に収穫してきました。適当といっても袋掛けだけはしっかりして後は雑草だらけになっていました。このデラウェアという品種は意外と強健で運よく害虫も害獣(ハクビシン)も寄って来なかったので思ったよりたくさん収穫することができました。
デラウェアを食べてみると小粒で甘酸っぱいです!
2020年6月7日 マスカットベーリーAにジベレリン処理(2回目)を行いました
ブドウ マスカットベーリーAの実
庭で植木鉢で育てているマスカットベーリーA、満開から14日後に2度目のジベレリン処理をするそうです。よく見たら実が大きくなっている房や、まだ花が咲いている房、いろいろでした。大きくなった実にジベレリン処理をしてみました。
ブドウ マスカットベーリーAの花後
ブドウの花をしっかり見たことがないのですが、これは花後の蕚か何かだと思います。花のように見えますけど、小さな実がついているので花ではないようです。果たしてこの実が膨らんでいくのか素人の私にはわかりません。この実も大きくなったらジベレリン処理を行いたいと思います。
実のところ、どの実が大きくなるのか私にはわかりません。実の膨らみが思っていたよりもばらつきがあり、もしかしたら受粉樹になるような品種が必要かと思い始めています。
2020年5月24日 デラウェアにジベレリン処理(1回目)を行いました
畑に打ち捨てられたデラウェア。意外と強権で今年も元気に花穂が出ていました。冷蔵庫に保管しておいたジベレリン液にデラウェアの花穂を浸しておきました。一匹だけスズメ蛾の幼虫がくっついていました。ブドウの葉を食べて大きくなっていました。
作業をしながらふと「ブドウ栽培は長梢栽培のほうが楽なのでは?」と思いました。私にとって都合が良いだけかもしれませんが、剪定は昨年伸びた新梢の1節目、などと意識する必要が無いし、勝手に実がなってくれるので・・・。
庭の鉢植えブドウでは、まだ保護してなかったクイーンセブンにスズメ蛾の卵が産みつけられて、一匹は中に入ったていたのでその枝を取って、卵も取って不織布で覆っておきました。これだけで万全とはいえませんが、何もしないよりはマシです。
イネ科の雑草の花粉が飛んでいるせいか、草刈りをすると花粉症になってしまいました。庭に出るだけでくしゃみがでます。お隣の畑のおじいさんはマスク無しでも大丈夫そうです。
2020年5月20日 マスカットベーリーAのジベレリン処理(1回目)と花穂整形・摘心をしました
今年は例年になくマスカットベーリーAの花穂がたくさん出ていました!!!土を足して栄養のない日向土も追加したのでその環境が気に入ってくれたみたいです。朝から1時間ほどブドウの枝を誘引・摘心した後にジベレリン100ppmに蕾を漬けました。そして再び自前の無農薬栽培キットの中にブドウを囲みました!今年はまだ一度も銅水和剤などを散布しておりません。去年も無農薬だったと思います。
ジベレリン処理
ジッックのSサイズに水を250ml入れました。そして協和ジベレリンの粉末を0.25g入れました。説明書によるとこれで100ppmのジベレリン溶液ができるそうです。
ブドウ マスカットベーリーAの花穂
大体、これくらいになったらジベレリン処理をすることにしました。以前は定規で1.2mmを測っていましたが、早すぎてダメだったこともあり今回は見た目の印象で決めました。
ブドウ マスカットベーリーAの花穂
理想的な形の花穂ばかりではありません。こちらは二股に別れてしまいました。写真を見たところ、100個くらい蕾があると思います。この房はこのままにしておこうと思います。
すべての房をジベレリン液に漬けました。
花穂整形
ブドウ マスカットベーリーAの花穂
こちらの房はかなり大きくなっていました。ジベレリン処理をするには遅いのかもしれません。
ブドウ マスカットベーリーAの花穂整形
ついでに、伸びている花穂は少し切っておきました。実のところ、やり方を忘れていました。たぶん、大丈夫でしょう。
摘心
勢いの良い枝は葉数が揃っていました。いくつかの枝先を摘心しました。すべてやったわけではなく、一部の枝だけやりました。
こちらが摘心後の様子です。
他の品種について
他の品種、ヒムロッドシードレスもマスカットビオレもクイーンセブンもデラもヤマソーも無農薬です。ヤマソービニオンは庭木に這わせており実のようなものがなっていました。
まさかここまで植木鉢(ロゼアの四角いポット)でベーリーA栽培がうまくいくとは本当に思ってなかったので嬉しい気がします。
実のところ、ブドウの鉢栽培かつ無農薬栽培は無理かもしれないとあきらめかけていました。ド素人のブドウ栽培足がけ8年目にしてそこそこの栽培法を確立したという自信を得ました。町内の人まで本格的にブドウのシャインマスカットなどを販売用に育てるようになり、ブドウ栽培がご近所で流行ってしまいました。
2020年5月10日 ブドウのマスカットベーリーAに蕾が出てました
ブドウのマスカットベーリーA、誘引を終えた数日後に蕾が出て来ました。どうやら第一回目のジベレリン処理をする時期が迫っているようです。今年のジベレリン処理の時期はおそらく5月16日頃になると思います。
ヒムロッドシードレスの新梢もあっという間に1メートル以上伸びました。去年はスカシバにやられてもうダメかと思ってましたが安堵いたしました。
この頃ようやくブドウの鉢植え栽培のコツが掴めてきました。
農作業で忙しくて写真が撮れてないですが、近いうちにお見せしたいと思います。
2020年5月7日 ブドウのマスカットビオレを挿し木してみました
昨日は確たる栽培法を確立したのでブドウのマスカットビオレの不要枝を剪定して挿し木しました。マスカットビオレの特許は切れているので挿し木は自由であるはずです。当面の間は日陰で挿し木苗を養生しようと思います。今のところ、ブドウの挿し木に成功したことはほぼなかったので、今回は丁寧にやりたいと思います。
観察してみたところ、マスカットビオレに花穂が出ていなかったので今年も実がならないだろうと思って切りました。もしも花穂が出ていたら味見したい誘惑に駆られて剪定できなかったと思います!
クイーンセブンもいまのところ花穂が出ていません。
現在花穂が出ているのはマスカットベーリーAだけです。
ヒムロッドシートレスはたったの20日ほどで新梢が1m伸びました。スカシバにやられてがっかりしていたので本当に助かりました。来年は実がなってくれることでしょう。もう一回伸ばして来年もお預けにしようかな!?
ようやくブドウ栽培のコツが掴めてきました。
2020年5月6日 ブドウのクイーンセブンの誘引をやり直しました
鉢植えほぼ無農薬での短梢栽培の方法を確立しちゃったのでクイーンセブンの誘引をやり直しました。これって特許取れるかな!?調べてみようと思います。
2020年4月29日 ブドウのクイーンセブンを誘引しました
難しいブドウ栽培、クイーンセブンの樹形をどうしようか考えてると、やはり短梢栽培なので横に誘引することにしました。今回は新しい資材を買って来てまだ資材が足りなくて四苦八苦しています。ブドウの鉢植え栽培は本当にお金かかる!
まだ写真が撮れてなくて済みません。
2020年4月19日 ブドウが発芽して葉っぱが出て来ましたので慌てて誘引・保護
少し暖かくなってきたので庭に出てブドウのお世話を再開しました。こんな時こそ自宅で巣ごもりしながら果樹栽培を楽しみたいものです。誰にも迷惑かけることもないのでおすすめですよ。この日はヒムロッドシードレスを不織布とビニールで保護しました。そして、マスカットビオレも同じ方法で保護して、マスカットベーリーAの枝を誘引しました。
ブドウ栽培 ヒムロッドシードレスの様子
Himrod Seedless Table Grape Vine
ヒムロッドシードレスの様子です。昨年スカシバにやられて苗木がダメになってしまいました。もともと挿し木苗なので基部からやり直しても大丈夫でしたが、今年は収穫できそうにありません。ビニールで覆っていたのに隙間から枝が出てしまったためやられた模様です。
ブドウ栽培 ヒムロッドシードレスの防虫対策
防虫効果があるかどうかわかりませんが、不織布で巻いてみました。布が破られたらおしまいです。
ブドウ栽培 クイーンセブンの発芽
Queen Seven Table Grape Vine (Patented)
こちらは志村葡萄研究所が開発したクイーンセブンです。これまで一度も実を着けていません。なかなかデリケートな品種ですが主枝が太くなってきました。今年花穂が出るかどうか楽しみでもあります。
ブドウ栽培 マスカットベーリーA
Muscat Bailey A
マスカットベーリーAは相変わらず元気そうです。そんなにおいしいとは思いませんが、無いと寂しい気がします。実付きが良いので頼りにしています。もともと挿し木苗を買ったので台木の枯れも心配する必要がありませんし、特許も終わってますから気を遣う必要がありません。
ブドウ栽培 マスカットビオレの発芽
Muscat Violet Table Grape Vine (Patented)
マスカットビオレの発芽の様子です。見た感じヒムロッドシードレスと同様に耐寒性がちょっと低いのかなとも思います。こちらもかなりデリケート品種です。これまでビニールの中に入れて育てて来ました。今年は天井をビニールで覆い、側面を不織布で覆いました。不織布なので細菌を通してしまいそうなので大丈夫か心配です。
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