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日本シャクナゲ(ホンシャクナゲ)の魅力にハマる
シャクナゲ(おそらく西洋シャクナゲとの交配種)
西洋シャクナゲとの交配種(推定)
2013年には薄桃色の日本シャクナゲをホームセンターで買いました。日本シャクナゲはホームセンターでは滅多に売っておらず、2018年の時点では筑紫シャクナゲくらいしか手に入りません。ある時(2018年の3月)に偶然佐渡シャクナゲが園芸店に売られていたため迷わず買ってしまいました(←既にハマってる)。日本シャクナゲはいろいろ種類があるそうで、西日本は筑紫シャクナゲの桃花が原種、山陰京都周辺はホンシャクナゲという筑紫シャクナゲから分かれて生まれたシャクナゲが原種であり、気候が異なる東日本では異なる原種があるそうです(参考にしたページ: 日本シャクナゲの分布 www.geocities.jp/yhazukijp/gieseichi.htm)。日本シャクナゲを栽培していて思ったことは、育てるのが難しいということでした。地元で原種と思われるシャクナゲの鉢植えを見かけたこともありましたが、それもなんだか葉の数が少なくて元気がありません。どうやら平地での日本シャクナゲの栽培は夏の日差しが厳しく生育に適さないようです。
ちなみに西洋シャクナゲについては日本の美と違いますので興味がありません。
- 日本ツツジ・シャクナゲ協会ホームページ http://www.rhododendron-soc.jp/
2018年4月23日 赤星シャクナゲに接木してみました
シャクナゲ講座を受講し、自分のやり方ではもうダメだと思ったのでホームセンターで赤星シャクナゲを買ってきて接木をやり直しました。先日オリジナルで接木したシャクナゲは枯れそうになってきて危なかったです。というか、もう手遅れ!?
赤星シャクナゲ
これが赤星シャクナゲです。198円と消費税でした。他の費用も考えるとシャクナゲの接木自体が安く済むわけではありません。
細胞分裂が盛んなところで赤星シャクナゲの茎を切りました。
葉を数枚落として勢いを調節します。
力枝ならぬ力葉を残すのを忘れました。形成層のところで縦に切れ目を入れシャクナゲを赤星シャクナゲの木に接ぎました。
接木テープでしっかり巻きました。
次に、赤星シャクナゲの根を見てみましたが、どこに根があるのかわかりません。
根洗いをしてみると、黄土色の根が現れました。枯れてる根は茶色ですので生きている根と色で区別できます。
接木後は袋の内部を保湿しました。
これで成功したという保証もなく、考えてみればどこのホンシャクナゲなのかホームセンター苗の産地が不明なので愛着が減ったといえば減ってますけど、練習のつもりでやりました。ここまで弱っていたら接木してももうダメかもしれません。
経過観察
接木から1か月経過した5月23日、葉が丸まってきましたがまだ生きています。早くカルスが繋がってくれるといいな!
2018年4月 シャクナゲ講座を受講しました
日本シャクナゲの接木
あまりのド素人さに辟易したため、シャクナゲ教室に行きました。一度限りの教室でしたが内容はすぐに理解できました。参加者の全員がおじいちゃんおばあちゃんなので、恥ずかしいという煩悩が湧いてきて、儒教の価値観の影響もあるだろうから、とにかく参加者の中で一番小さくなるよう心掛け礼儀正しく振舞うことだけを考えていました(笑)私が今からシャクナゲの栽培をはじめても、順調にいってある程度の立派な盆栽ができる頃にはおばあちゃんですからね。長い目で見たら決して遅くはないと思います。シャクナゲ以外の面でいろいろ思うところはありましたが、楽しく勉強させてもらいました。面白かったのは、私がしていった服装や持ち物と、みなさんの様子がだいたい似ていたことでした。園芸で原種系を好む人はほかの趣味まで似ているようです。シャクナゲ協会への参加もすすめられましたが、懐が寒かったので遠慮してしまいました。
そこでわかったことは、大体はネットに書かれている愛好家の情報と同でした。
家に新しく入手した苗木を持ち帰り、さっそく専用の土に植え替え養生しました。今回学習したことは、たぶんですが、シャクナゲは美しい水を好んで、ダニや菌といった土壌の微生物を嫌うということです。
シャクナゲの性質は、濁世を嫌う高潔な人と同じですね(笑)
清潔にしてあげないといけません。
2018年4月15日、シャクナゲの木にベントール水和剤を散布しました。観賞用の花木に本格的な殺菌剤を使ったのはこれが初めてです。
経過観察
5月29日、完全密封したホンシャクナゲの接木に新芽が出ていました。成功したかどうか、まだはっきりしたことはわかりませんが、このまま葉が大きくなれば接木は成功したといえるでしょう。他の接木もビニール袋に全身密閉することにしました。
2018年4月 日本シャクナゲを接木してみました(1回目 はじめてのシャクナゲの接木)
2018年の4月の上旬、日本シャクナゲが弱っていましたのでコメリというホームセンターで購入した赤星シャクナゲに接木しました。接木は初挑戦だったのでホームページを参考にしました。
参考にしたページ: シャクナゲの接木
http://www.geocities.jp/fujiflownick/tugiki/newpage1.html です。
そのページには、シャクナゲを斜めに切ってつなぎ合わせるという単純な方法が書かれていました。接木というと、枝の皮のあたりをめくってそこに枝を繋げる方法が当たり前なのかと思っていると、ほかにも様々な接ぎ方があるようです。
冬に買っておいた赤星シャクナゲ(投げ売りなので2個買っておいた)は幾分育っており、根元に葉っぱがありませんでした。葉っぱは無いものの、何となく葉芽のような物が残っていましたので、思い切って切ってみました。赤星シャクナゲの上半分は発根するかどうかわかりませんが、挿し木にしてみました。
私は園芸での細かい作業というのはあまり経験したことがないので接木テープをしっかり巻くのに苦労しました(笑)先日は牡丹の接木に初挑戦しており、半月以上経過してもいまだに枯れることはないのでとりあえずやり方だけは合ってるというか、コツみたいなものは体得できたのではないかと思うことにしました。
私も5年ほど果樹栽培をまじめにやってきた経験からか、何となく勘のようなものが働くようになり、庭にホンシャクナゲじゃないからと投げ捨ててあった赤星シャクナゲに日本シャクナゲを接木するという発想も何も見ずに思いつくことができました。なぜコメリに赤星シャクナゲがたくさん入荷していたのかその理由が今わかりました。
シャクナゲの接木
枯れかけなので、葉がほとんど無いところを使いました。鹿沼土を使い、ビニール袋で覆って日陰に置いてみました。
シャクナゲの接木
後でやり直してもう一度撮影しておこうかと思います。
日本シャクナゲの接木
日本シャクナゲの接木(接木部分、下は赤星シャクナゲの台木)
土にピートモスを使用していたため、だいぶ弱っています。酸性土壌を好むと思っていたのですが、ピートモスはいけないようでした。今回は素焼き鉢に鹿沼土を使っています。完全に日陰で養生しています。果たして復活なるか?初めてのことなので期待できそうにありません。ちょっぴり期待。
枯れかけの日本シャクナゲ
穂木を使い果たした後の日本シャクナゲです。挿し木で育ったようです。根洗いをして鹿沼土に入れました。根を見てみるとピートモス100%で包まれていました。ピートモスを落とすのにちょっと手間取りました。鹿沼土100%で養生中ですが、ここまで切ってしまうとダメかもしれません。
ちなみに今回の接木した日本シャクナゲの花です。昨年にきれいに開花した後に力尽きてひとつ前の写真のようになってしまいました。
日本シャクナゲ
ちなみに今回の接木した日本シャクナゲの花です。昨年にきれいに開花した後に力尽きてひとつ前の写真のようになってしまいました。
後日談
シャクナゲの害虫
18日後、シャクナゲの接木を見てみると、何と袋の中に害虫が!シャクナゲの中にこんな虫が入り込んでいたとは気づきませんでした。このシャクナゲが弱った原因はまさにこの害虫が寄生していたせいだったのです!たいへん残念です。
できれば自然派志向でいきたいけど、やっぱり殺虫剤は欠かせませんね!
この接木は残念ながら、失敗に終わったようです(5/23/2018)。
2018年3月~ 佐渡シャクナゲの栽培
園芸店に行ったら西洋シャクナゲや筑紫シャクナゲではなく佐渡シャクナゲが売られていましたので、2018年の3月に迷うことなく買い求めました。佐渡シャクナゲは4月になると勢いよく芽吹いてきまして私の庭との相性がよいのではないかと思いました。土には桐生砂と普通の砂などを使いました。ある程度育ってからもっといい土に植え替えてあげようと思います。
佐渡シャクナゲの苗木
この佐渡シャクナゲ。葉を好む害虫が飛んできて若葉を食い荒らすので、ベニカ水和剤を4月に二度も散布しました。葉をやられてしまうと、後が本当にたいへんなので、防虫ネットに入れて栽培したほうがよさそうです。
2016年~ 筑紫シャクナゲの栽培
新しく買い求めた筑紫シャクナゲ(純白白花)。購入時期は2016年。2017年の4月に純白の花を咲かせ、2018年4月13日に新しい葉芽が育っていました。育ててみたところ、強健であると感じます。一番高いところにあった葉芽を摘み、脇芽の発生を促すことにしました。
この写真は2017年に開花した様子です。わざわざ古い写真フォルダーから探してきました。
筑紫シャクナゲの花(白)
この写真は2017年に開花した様子です。わざわざ古い写真フォルダーから探してきました。
筑紫シャクナゲの苗木