柚子の栽培記録2017年-2018年 棘だらけでとても困っちゃう!

柚子の栽培日記

本柚子と花柚子の栽培日記です。マシン油乳剤などを使って有機栽培してます。

2018年12月25日 柚子味噌づくりをしました

畑で収穫してきた柚子で柚子味噌を作りました。柚子は樹に生らしておいても傷むばかりです。正月まで持たない感じがしました。収穫後もすぐに鮮度が落ちるのでミカンのように長持ちしません。

柚子味噌づくり-皮むき
柚子味噌づくり-皮むき

まずは皮を剥いて刻みました。果汁は絞ってお皿にとっておきました。

柚子味噌づくり-煮る
柚子味噌づくり-煮る

私の大好きなサイト「作る楽しみ 柚子味噌のレシピ」を参考にして適当に(柚子5個 だいたい味噌400g 砂糖50g みりん200cc 酒200cc)材料を入れて水気が少なくなるまで煮詰めました。

柚子味噌づくり-完成
柚子味噌づくり-完成

冷めたところに果汁を混ぜて、容器に入れて完成です。

実はこれ、年内に作ったのは2度目です。先日作ったらあっという間に柚子味噌を食べつくしてしまいました。柚子味噌は豆腐につけるだけで、とてもおいしかったです。味噌100gで作ったら1週間で無くなったので、多めに作っておきました。

2018年12月9日 柚子の様子

本柚子の木
本柚子の木

柚子の様子です。何とか年末までもってほしいです。柚子を収穫したら、すぐに干からびてしまい使い物になりません。使う時まで木に置いておかないと、新鮮さを保てません。半分ほど人にあげる予定です。この柚子で作った柚子チェッロはたいへん美味しいですが、アルコール度数が高すぎて毎日飲むものではありませんでした。今回はどんな柚子料理に挑戦しようかな。

2018年11月28日 柚子風呂に入りました

まだ冬至(とうじ)は早いですが、最初に収穫した傷だらけの柚子を料理に絞った後に、その柚子を使って柚子風呂に入りました。季節はもう冬ですが、今年はまだ温かい日がたまにあったりします。

今のところ人の背丈ほどで、今年は十分すぎるほど実っています。

あまり早くに収穫すると冬至(とうじ)に間に合わないので、まだほとんどすべての果実は木に付けたままです。

今まではそれほど楽しくなかった年末が楽しみになりました。楽しみは作ってこそなのですね。

2018年11月10日 本柚子を少し収穫して人にあげました

本柚子の収穫
本柚子の収穫

柚子が黄色くなりましたので、収穫して柿とともに人にあげました。柚子は棘のせいで皮の品質が落ちてしまいますが、棘をほとんど切った状態でも、結構刺さって傷だらけになってます。柚子の木は今のところ低く仕立てることができて、私の背丈くらいのサイズでちょうどいいかなといった感じです。

本柚子の木
本柚子の木

今こんな感じになっていて、ヒヨドリの襲来を防ぐためにネットを張ってます。

2018年10月22日 本柚子の試し採り

いい感じで柚子が黄色くなってきたので、一番状態の悪い柚子を2個収穫してきました。柚子にはすごい棘があるので、その棘で実が傷ついていました。これでは料理に使える皮のところが少なくなってしまいます。さて、この実はどう料理しましょうか?使えるところだけ豆腐に乗せようかな?それとも、ドボンと柚子風呂にしようか・・・(こっちのほうが嬉しい)。

本柚子の収穫

2018年10月14日 観察

柚子の実がさらに黄色くなっていました。今収穫してもいいのですが、冬至(とうじ)に合わせたくて様子見です。眺めているだけ嬉しいです。

柚子にはアゲハチョウの幼虫がつきにくいです。激しい棘があるせいでしょうか。

なので柚子には今回農薬は散布しませんでした。収穫までは皮に薬を触れさせたくないので。

2018年10月8日 柚子の実が色づいてきました

本柚子の木の様子
本柚子の木の様子

秋になり、本柚子の実が黄色くなってきました。肥料として鶏糞を根本に撒いておきました。今年の柚子はたくさん実っていい感じ。若干かいよう病にかかっているようです。果実の肥大はどこまで続くのでしょうか?まだ小ぶりです。

棘は剪定ばさみでなるべく取ってあります(痛いので缶に入れて処分しました)。

2018年7月28日 柚子の実が大きくなりました

約20日雨が降らず、台風が来てしまいました。柚子の実は見てわかるほどに大きくなりました。木を大きくしたくないので摘果はしません。

本柚子の栽培

2018年6月17日 柚子の棘を切り追肥しました

面倒でしたが柚子の棘を剪定ばさみで切り容器に集めました。棘の無い柚子が欲しいところですが、そんな品種は無く柚子の代わりは内容です。多田錦は本質的に、柚子ではないと思ってます。牛革の手袋をしてたので痛くはありませんでした。柚子に肥料を与えました。

2018年6月16日 本柚子のみトアロー水和剤を散布(2回目)

柚子もまた割とアゲハチョウに好まれますのでトアロー水和剤を散布してきました。今後また散布するかどうかは未定ですが、できれば柚子はもう散布したくありません。本柚子は皮を食用としたいので、これ以降は散布せず手で害虫を捕殺するだけにするかもしれません。収穫時期には毒素は分解されてなくなっているでしょうから(おそらくトアローの効果は1か月ほど)、トアロー水和剤は芽胞も入ってませんし収穫時期には安心して食用とできる状態になると思います。

本柚子の結実
本柚子の結実

柚子が実りました。今のうちに棘を切ってかいよう病に備えたいと思います。

2018年5月6日 柚子の蕾が大きくなってきました

本柚子
本柚子

本柚子の蕾が多数付いているので摘蕾しようと思ったんですが、鋭い刺にはばまれて手を出すことができませんでした。蕾を摘む以前に刺を切っておかなければ何もできません。柚子を目の前に立ち尽くしていると、アゲハチョウ(写真中央)が飛んできて目の前に卵を産み付けていました。この蝶は人を人(敵)として認識する能力がないみたいです。蝶は葉っぱと花しか識別できないのかな。

2018年5月4日 トアロー水和剤を散布(1回目)

今回の冬は-7度以下とやけに寒すぎてさすがの柚子も葉を落としてしまいましたので、そのせいか蕾が多くついた柚子を守るために開花前にトアロー水和剤を散布しました。芽胞は入っておらず結晶毒素だけなので訪花昆虫への影響はそれほどないかなと思います。花柚子にも散布しておきました。花柚子は畑の片隅で放置状態です。

2018年4月22日 本柚子の蕾が出てきました

本柚子の木
本柚子の木

柚子の蕾が出ていました。どうやら今年は柚子にありつけそうです。今のところ私の身長程度の高さで収まっています。柚子の木は大きくしたくないので下から出てくる枝を大事にしたいと思います。

本柚子の蕾
本柚子の蕾

葉が二段構えになっていることで本柚子であることがわかります。

2018年1月28日 柚子の様子です

本柚子
本柚子

棘の処理をした後の柚子です。今年は網を掛けなくても何とか冬を凌げているようです。やはり数年もすると柚子でも耐寒性がつくみたいですね。実りがないのが残念ですが、どうすれば小さな樹高のまま多数の実りを得られるのか何とかしたいなと考えています。

2017年12月28日 柚子の棘を切りました

柚子の棘

とげとげしい柚子の棘をおおまかに切り落としました。別の品種の導入も考えてはいるものの、なかなか実りを見せない柚子ですが成長速度が遅いのである意味管理は楽なのか?とも思わなくはありません。

その辺に落としておくと危ないので空き缶に入れるようにしました。それでも数本取りこぼしてしまいました。

最大4~5cmほどもある大きな棘なんて何の使い道があるのだろうと思っていたら、柚子の棘を利用して野鳥のモズが干物を作っていました。干物の内容はトカゲとミミズのような干物でした。写真中央にミミズらしき干物が写っています。干物を取り外すのが面倒なのでオカズも一緒に回収してしまいました。

柚子の棘って何のために付いているのでしょうね。少なくともこの野鳥ですら棘を避けて柚子の木に留まれるのですから、植物も食べる野鳥のためではなさそうです。

ならばやっぱり動物なのか?と思うも柚子を食べる野生動物なんているのでしょうか?鹿ならあり得るかもしれませんけど、そもそも鹿と柚子ってそんなに深い関係にあったとも思えません。wikipediaには柚子の原産は揚子江(長江)の上流とあるのでgoogleMapsを見てみると・・・陝西省あたりまで川はあるみたいです。確かドキュメンタリーでは青海省に源流があった気がします。割と上流に近い西安の気候は日本の内陸部と似ているような気がします。

柚子もカラタチも何のために鋭い棘を持っているのかな?やはり偶蹄類に食べられないように、かな。

2017年9月3日 柚子が実りませんでした

今年は柚子が実りませんでした。気分屋さんですね。激しいトゲばかり元気いっぱい出して。柚子の栽培は難しいです。低く仕立てたいのに上に行こうとするので困りました・・・。

2017年1月15日 柚子を防寒

柚子は寒さに強いと言われておりますが、なぜか私の本柚子は寒さに非常に弱く、寒さに当てると実がならなくなりますので今回は防寒することにしました。この程度の雪なら一時的に大丈夫だろうと思っているのに・・・この柚子はミカンより耐寒性がありません。
本柚子の防寒

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本柚子は棘が小さな品種をおすすめしたいです。

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