スイートスプリングの有機栽培記録2019年-2020年

スイートスプリングの栽培日記

2013年秋から栽培を開始したスイートスプリングは2019年で6年目となりました。これまでの様子は過去の記事「スイートスプリングの栽培日記1(2013年~2015年)」「スイートスプリングの栽培日記2(2015年~2018年)」に収録しています。苗木はオンラインで購入したものを自宅の畑に地植えして育てています。


2020年12月30日 スイートスプリングに数年に一度の寒波が訪れました

柑橘類 スイートスプリングの木に雪が積もりました
柑橘類 スイートスプリングの木に雪が積もりました

天気予報で年末に数年に一度の寒波が来ると言っていましたが、本当にその通りになりました。たった1日のことですが、スイートスプリングの木が雪で埋もれてしまいました。防寒対策も何もしていません。

こんなになってしまいましたが心配はしていません。むしろ心配なのはカミキリムシのほうです。木の根元を見ると少々心配な状態になっていたので後でじっくり観察したいと思います。

2020年12月27日 他の柑橘類の木にマシン油乳剤を散布しました

他の柑橘類に対してマシン油乳剤を使いましたが、スイートスプリングはまだ実がなっているのでこの農薬は使いませんでした。この農薬、実は嫌いです。できれば使いたくありません。

2020年12月7日 無核スダチの木にトアロー水和剤を散布しました

柑橘ハモグリバエ対策にトアロー水和剤を散布しました。有機JAS規格の範囲内の農薬です。有機栽培です。

2020年12月26日 スイートスプリングを収穫し始めました

スイートスプリングの収穫 柑橘類
スイートスプリングの収穫

年末に数年に一度の大寒波が来るらしいので、念のためスイートスプリングの一部を収穫しました。

スイートスプリングの収穫量
スイートスプリングの収穫量

今回収穫したスイートスプリングは1831グラム、1.8kgです。年内は食べずに翌年から少しずつ食べようと思います!

2020年12月7日 無核スダチの木にトアロー水和剤を散布しました

柑橘ハモグリバエ対策にトアロー水和剤を散布しました。有機JAS規格の範囲内の農薬です。有機栽培です。皮は食べないので残留農薬は大丈夫だと思います。

2020年11月22日 自然落果したスイートスプリングが緑色からオレンジ色に色が変わったので試食してみました

自然落果したスイートスプリングの試食と糖度測定
自然落果したスイートスプリングを18日間追熟

11月4日に自然落果していたスイートスプリング。拾って家で保管しておいたら皮がおいしそうなオレンジ色になっていました。柑橘類の自然落果というと食べられないイメージがありましたが今回はもったいない気がしたので拾って食べてみることにしました。

自然落果したスイートスプリングの糖度測定
自然落果したスイートスプリングの糖度測定

スイートスプリングの糖度を測りました。糖度は14.1%もありました!柑橘類の中では甘いほうです。風味も良くてまるでオレンジのような感じでした。じょうのう膜が厚く果肉が少ないのが欠点ですが、ジュースにすればオレンジと見分けが付かない風味です。

2020年11月4日 2個ほど自然落果していました

数日程度、12月上旬並みの寒さが来たせいか、スイートスプリングの実が2個ほど落果していました。おそらく今食べても酸っぱいと思いますのでしばらく台所に置いて様子を見たいと思います。サツマイモ堀りなどで重労働していたので写真を撮る余裕がなかったです。

この日の時点で言えることは「摘果が不足していた」ということです。割とたくさん摘果したつもりだったのですが、果実のサイズがオレンジ台と思ったよりも小さい出来栄えになってしまいました。除草もしておらず、夏場に追肥もできなかったので世話が不足してしまいました。

2020年9月22日 半分除草しました

防草シートを敷いていても周囲から草が攻めて来てスイートスプリングは雑草の中に沈んでいました。やっとのことで蚊に刺されながらも草を半分取り除き、何とか追肥してみました。多分もっと摘果しなきゃいけない状況なのですが、私の予定が詰まっておりこの日はそれ以上のことをすることができませんでした。

2020年6月21日 スイートスプリングの摘果をしました(1回目)

先月、スイートスプリングの摘蕾をしていたのですが、それではまったく不足していたようで、摘果の必要がありました。摘花の時期としては少し出遅れ感があり、他の柑橘は既に果実の肥大がはじまっていました。

2020年5月24日 スイートスプリングの蕾を摘蕾しました(2回目)

スイートスプリングの木
スイートスプリングの木

スイートスプリングの花
スイートスプリングの花

スイートスプリング2度目の摘蕾を行いました。しかしこれでも摘蕾が不十分なんですが手が痛くなったので作業をやめました。マルハナバチやミツバチなどが「おいしい!」と言いながら花の密を集めているので花を摘んでしまうのも可哀そうと思いました。


2020年5月16日 スイートスプリングの蕾を摘蕾しました(1回目)

スイートスプリングの摘蕾
スイートスプリングの開花

スイートスプリングの摘蕾
スイートスプリングの摘蕾

春になり、スイートスプリングの蕾がたくさん出て来ました!このままでは新梢が出て来ないので摘蕾しました。雨の中の作業ということもあり、半分ほどしかできませんでしたが結構体力を消耗しました。蕾が大きくて堅いのでブドウの摘粒鋏があったらいいなと思いました。スイートスプリングはときどき棘があるので集中力を要しました。アゲハチョウの幼虫を見つけました。まだ有機栽培用の農薬(BT剤やマシン油乳剤)をやってません。今年はマシン油乳剤はいらないかもしれません。マシン油乳剤は好きじゃないし健康に悪そうなので・・・。冬の作業も体温奪われますが、雨もまた体力消耗しますね。作業は暖かい日にしたほうがよさそうです。


2020年3月15日 スイートスプリングをすべて収穫しました

スイートスプリングの収穫

もう春(という割に真冬並みに寒いです)なので、スイートスプリングをすべて収穫してしまいました。多分4月でも収穫可能なんじゃないかと思いますが木に負担をかけたくないので収穫しました。完熟果が2個ほど落果していました。これは家族が全部人にあげちゃうらしいです。私が育てたのに~。

2020年2月22日 スイートスプリングを収穫しました

スイートスプリングの収穫 有機栽培
スイートスプリング

今回は8個のスイートスプリングを収穫して人にあげてしまいました。小さなものから収穫していましたので、今回のものは実がプリプリで少し大きく、果皮の香りが何と「オレンジ香」でありました!残念ながら昨年は皮に有機栽培用の農薬をかけた気がするので皮は食用にはしません(合法なので食用とできますが、好みの問題で)。知人の感想もおいしかったそうです。前回収穫した残り物がまだまだありますので、皮はお風呂の入浴剤として使うことにしましたよ!スイートスプリングは樹上で日持ちがすることが今回の栽培でわかりました。摘果が中途半端なせいで小玉が多いです。かなり摘果したつもりなんだけどな~。皮がカチカチに堅くなかったら文句なしの品種です。動物に盗られないというメリットがありますね。

2020年2月8日 スイートスプリングを収穫しました

スイートスプリングの収穫 有機栽培
スイートスプリング

雪が積もったので畑に行ってみると、スイートスプリングがいくつか落果していました。今回は12個のスイートスプリングを収穫しました!写真は収穫後2週間経過した様子です。少し皮が乾いておりますが、まだまだ大丈夫です。

2019年12月8日 スイートスプリングを収穫しました

スイートスプリングの収穫 Sweet Spring Harvesting
スイートスプリングの収穫
Sweet Spring

畑に行ってみると、いくつかの実が地面に接しそうなくらい下垂していましたので、それらの実を試しに収穫してみました。今回は5個のスイートスプリングを収穫しました。あんなにたくさん摘果したのに、まだ摘果が足りなかったようです。スイートスプリングは1長果枝1本につき1果ですね~。それくらいじゃないとダメかもしれません。

スイートスプリングの糖度を測定
スイートスプリングの糖度を測定

ためしにスイートスプリングの糖度を測定してみると、Brixが13.7%ありました。森田ネーブルで10%程度、ミカンでも10%~11%が普通ですから、それと比べると甘味が高いといえましょう。ただし、酸味もまだ高かったので12月はまだ食べごろではありません。これらの実は全部人にあげてしまいました!1月以降に食べてね♪と言って。


2019年9月28日 トアロー水和剤を散布しました

前回の日記から3か月以上経ちました。その間、必死で勉強をしていたので、ブログどころではありませんでした。秋になり、少々動きやすくなりましたので、スイートスプリングにトアロー水和剤(有機栽培用の農薬)を散布しました。スイートスプリングの実は少々日焼け果のようなものが出ていたり、摘果してもまだ不足していたようで、実が小さめだったりしていますが、いくつか実がなっています。夏の終わりに1回だけアミノエースという肥料を与えました。

2019年6月15日 スイートスプリングの実がなっていましたので摘果しました

スイートスプリングの摘果
スイートスプリングの摘果(自己流)

本などを見たわけではありませんが(数年前に読んだきりで忘れてる)、前回収穫したスイートスプリングの実が小さかったので、今年は摘果することにしました。

「一体どこを摘果するのか?」

と、考えてみると、葉と果実の比を100枚程度(確か1果につき120~130枚だったかな?)にしておくためには、どうしても先端の実を残す以外に理屈では果葉比の実現が難しいと思いました。そんなに難しく考えるまでもないことですが・・・。そういうわけで、先端付近の実を残すことを第一に摘果していきました。 確か一回目の落果時期を待ってからのほうがいいような、そんな気もしますが、ど素人なのでいつ落果するか検討もつきません。特に後期落果の時期についてはさっぱりわかりません。ご近所さんの目もあるので作業にあまり時間をかけることができません。パパッと摘果して終わりました。写真を撮ってるだけでも恥ずかしいです・・・。

スイートスプリングの摘果
スイートスプリングの摘果を考察

実のところ、まじめに1枚ずつ葉を数えたことがありません。初心者だからこそ1枚ずつ数えて、どれくらいが葉100枚になるのか検討をつける必要があります。試しに枝の写真を撮って葉の枚数を適当に数えてみました。写ってないところにも葉があるでしょうから、この写真の枝で、大体80枚くらいなんじゃないかと思います。

カンキツ類の摘果 果葉比50
カンキツ類(スイートスプリング)の摘果 果葉比50

この写真に写っているだけで葉が50枚くらいありました。ということは、かなり摘果する必要がありそうです。大型のカンキツならば、枝1メートルあたり1果くらいになるのでは!?

2019年5月19日 スイートスプリングの花が満開になりました

畑に行ってみると、スイートスプリングの花が満開になっていました。この木も随分大きくなってきたのに、結実となると、実付きがよくないので安心して期待できません。

2019年5月5日 トアロー水和剤を散布しました

アゲハチョウが卵を産んでいましたので、若齢幼虫に効果のあるトアロー水和剤を散布しました。

2019年5月2日 除草し堆肥と牡蠣殻石灰を混ぜました

草がひどかったので、まずは刈り払い機で除草した後に、スコップで土を掘り起こして堆肥と牡蠣殻石灰を混ぜました。こででPHが改善するとは思えませんが、何もやらないよりはマシそうなので、やってみました。

2019年4月20日 マシン油乳剤を散布しました

待ちに待った、マシン油乳剤。あんまり好きじゃないけど、すす病対策にはこれを使うしかなく、およそ40倍の濃度で散布しました。このマシン油、1度の散布では効果が無いので、もう一回くらい途中でやらないといけないかもしれません。カンキツはすすだらけでして、有機栽培はこうも厳しいものかと、実感しています。

2019年1月20日 スイートスプリングを飾ってます

収穫後、大事にしているスイートスプリング、葉っぱがしなびてきました。

スイートスプリングの収穫
スイートスプリングの収穫

私が育てたスイートスプリングは、やたら皮が厚いです。手で持っただけでも硬くてゴツゴツしています。八朔よりも硬いけど、夏ミカンほどではないようにも思えます。今回は僅かにオレンジの風味を感じました。ネーブルほどではありませんが、まずくはない味でした。

2019年1月13日 スイートスプリングを収穫しました

寒さが本格的になってきたので、スイートスプリングを収穫しました。このまま放っておくと、中身がスカスカになりそうな気がしましたので。


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