カリンの木の栽培記録(有機/無農薬栽培)2015年-2020年最新版 花梨が枯死しました

カリンの栽培記録

2015年からの4年間のカリンの木の栽培記録です。カリンは長野県の民家の軒先などでよく栽培されている美しいお花が咲く果樹です。ポリフェノールが豊富で実際に食してみて薬効があるのか実感はありませんでしたが喉の痛みに効くという言い伝えがあり歌手など一部の人々の間で信じられています。2016年以外は無農薬栽培です。2016年はカリグリーンを一度だけ散布しました(有機栽培)。

2020年4月25日 花梨が枯れました

残念ながら、花梨が芽吹くことがありませんでした。枯れてしまったようです。愛情(農薬)が足りなかったのでしょう。無念ではありますが、あまりに風味が渋すぎて用途がなかったので枯れてくれて助かったような気持ちも。今はもっと扱いやすいマルメロという種類もありますから、花梨を栽培するメリットはあまり無いといえましょう。さてはて、どうなんでしょうね、この辺りは一度も深く耕せていないので土が悪くなってしまったのかもしれません。一度深耕して土壌改良する必要がありそうです。

花梨の木が枯れました
花梨の木が枯れてしまいました

2020年3月20日 花梨の様子です

花梨(カリン)の木の様子
花梨(カリン)の木の様子

春になりました。去年はカリンの実を収穫できませんでした。今年は実りあるかしら!?あまりに渋すぎて使い道のないカリン。暖かくなると害虫もいっぱい付いて、今ではお花の観賞用となっています。益虫であるテントウムシを養えるのでよしとしておきます。

2019年5月6日 イオウフロアブルを散布しました

花梨に対し、有機JAS用の農薬の散布はまったくの初めてでしたが、薬が余っていて流して捨てるわけにもいかなかったので、ついでに散布してみました。カリンに対しイオウフロアブルは適用がないのですが・・・余ってたのでつい・・・。

2019年3月21日 カリンの木が芽吹きはじめました

カリンの木 芽吹き
カリンの木

今年も花梨の木が芽吹きはじめました。昨年収穫したカリンの実。実は調理せずに終わってしまいました。あのえぐみがどうにも苦手でして、おいしい調理法を見つけることができませんでした。喉のちょっとした炎症に効くといわれるカリン。おいしく食べられるアイデアないかしら?

2018年9月10日 カリンの収穫が終わりました

かりんの収穫 無農薬果樹
かりん

台風の20号でカリンが2個落ち、その後台風21号が過ぎたのでカリンを収穫しました。今年はカリンの木を観察していなかったので、これまでの様子がわかりませんでした。収穫したカリンの実はぜんぶで8個ありました。

あまり利用用途が無いカリンですが、採れてみると案外嬉しいものです。

2018年6月17日 カリンの木を一瞥しました

その名の通り、チラっと通りがかった時に見ただけです。農作業で忙しかったのでよくは見てません(汗)

2018年5月20日 花梨の実がなっていました

花梨の実
花梨の実

畑に行ってみると、花梨の実がなっていました。葉は赤星病のような症状が出ていました。そして木を見ると、至る所にナミテントウの幼虫がたくさんくっついていました。今年はナミテントウの発生が多く、害虫の被害も少ないみたいです。

花梨の葉にナミテントウ虫の幼虫
花梨の葉にナミテントウ虫の幼虫

何匹もいました!花梨の木は用途がなくて栽培メリットがないと思っていましたけど、益虫を飼育・畑に確保するという大事な意味があることがわかりました。

見た感じ、私の畑の果樹にはこういったテントウムシの幼虫が数十匹はいるんじゃないかと思います。

2018年4月22日 花梨の花が満開を過ぎました

花梨の花
花梨の花

今年も花梨の花が咲きました。これから名前もわからない害虫がこの木にたくさん発生すると思うとうっとおしい気がします。以前は気持ち悪い虫と一蹴しておりましたが、それでは前に進むことができません。何の害虫か認識することで人は農業でも賢くなっていくものです。そういうことで、前向きに・・・いきましょう・・・うっ・・・(やる気なし!)。

2018年4月15日 花梨の1番花が咲きました

花梨の一番花
花梨の一番花

春になり、暖かすぎる日と凍るほど寒い日が交互に来ておりますが、みなさんお元気でしょうか。2018年の花梨の花は4月15日よりちょっと前に咲いていたようです。昨年は4月23日に花が咲いたよ!と述べておりましたので、それよりも一週間ほど開花が早いです。花梨の花は本当に美しいのに、その後の害虫ときたら・・・本当に激しいです。今年はどうしようかなぁ。銅水和剤やバチルス菌の抽出物では病気や害虫に対応できるでしょうか?それても、袋を二重にして実を包んで風で飛ばないように紐で縛って収穫まで粘るべきかな。花梨はお酒に漬けても全然おいしくもないし、ほんと、どうしましょうか。

2018年1月28日 花梨の枝の様子です

花梨
花梨

雪が降りましたので枝の様子がわかりやすくなったので写真を撮って来ました。カリンは新しい細い枝がうまく横に広がったため、何とかこれを大事にすれば収穫量が増えるのではないかと思います。木の高さは私の背丈より伸びないように切っています。今年度は多忙すぎたのでカリンの実を収穫しませんでした。今も地面に黄色い実が落ちたままです。

2017年9月3日 かりんの収穫時期が近づきました

かりんの木
かりんの木

かりんが大きくなりました。かりんほど利用価値の低い果樹は無いと思います。ずいぶんと立派になり思い入れも・・・それなりになった割には1本しかないので結実率が悪いです。

2017年5月14日 カリンの実が付きました

畑に行ってみると、カリンの実が2つ大きくなっていました。今年は開花時期に雨が何日も降ったので受粉率が低かったみたいです。

カリンの実
カリンの実

2017年4月2日 カリンの花が咲きました

畑に行くと、カリンの花が咲いていました。今年もかわいらしくて美しいお花が咲きました。カリンの花が咲くと、春もそろそろ終わりです。

カリンの花
カリンの花

2017年3月20日 カリンの芽が出ました

カリンの木の芽がでました
カリンの木の芽がでました

2016年10月24日 カリンの収穫

カリンの収穫(果物)
カリンの実を収穫しました。
オレンジ色の袋掛けをしたはずが、早期にカラスに暴露されて、果実も少なくなって4果だけになってしまいました。しかも汚い・・・。さすがに今回は、皮は例年通りに使わずに捨てて果実をヨーグルトの味付けにでも使おうと思います。

2016年8月6日 真夏のカリンの木

カリンの木
カリンの木

カラスにオレンジ色の果実袋をすべて破られむき出しになったカリンです・・・。オレンジの果実袋はダメですね。しかしカラスはキュウリも食べるから、緑色の果実袋でも効果ないのでしょうね。白なら・・・食べ物には見えないだろうか。紫の茄子もカラスは食べるし、結局袋の中に何か入ってるということくらいはカラスもわかっているのでしょう。うちの町内にカラスが定住しているようで、あたりの畑の作物を狙ってます。

せっかくですので、古民家の軒先にありました、カリンの写真を見ていただきたいと思います。
古民家の軒先にあったカリンの木
古民家の軒先にあった見事なカリンの木
※岐阜県の妻籠宿にて撮影

2016年4月30日 カリンの結実

カリンの実
カリンは早くも病害虫のオンパレードで悲惨でした。

雨や強風が続いたこともあり、オレンジ色の点とか水ぶくれみたいなものが果実にできていました。なので、そういった果実は取り去り、カリグリーンと炭酸ナトリウムを噴霧してから果実袋をかけました。果実袋は桃用の果実袋にBIKOOイチジク用で覆い二重袋にしました。そして接ぎ木テープで適当に風で飛ばないように幹と結んでやりました。桃用袋は防水性がないようだったので、果たしてどうなるかあまり期待はしていません。カリンは渋いし加工してもおいしくないので・・・なくてもいいかと思い始めています。

アブラムシに病気、農薬必須ですよね。でもそこまでする価値がないというか、今年も秋まで放任栽培の予定です。これで皮も利用とはよく言えたものですね。私はとてもカリンの皮は部分的にしか利用する気になれません。それにしても、今年はカリンが病気になるのが早い!一体どうしたというのでしょうか。

2016年4月18日 カリンの結実

カリンの結実 chinese quince
カリンの実がなりました。
Chinese Quince (Karin)
カリンを英語にするとチャイニーズ・クインス。
カリンは中国由来の果実で日本に伝播したそうです。
だからチャイニーズ!

カリン酒は香りも薄いのであまり魅力がない飲み物ですが1本で実がなり木が大きくなりにくいというコンパクト栽培できる魅力があります。

2016年4月10日 カリンの開花

カリンの一番花
カリンの一番花
畑に行くと、カリンの花が咲いていました。カリンの葉はアブラムシが好むようで、さっそくアブラムシがついておりテントウムシも来ていました。アブラムシを何とかすればテントウムシの食糧がなくなるわけで。何かよい考えがないものかしら。

カリンの花とテントウムシ
カリンの花とテントウムシ。
かわいい花にかわいいテントウムシ。庭木で植えたくなるけどカリンは害虫がすごい。それにカリン酒は風味が弱いので飲んだ気がしない。カリン酒、かなり渋いので中身を引き上げてから1年は熟成させないと渋くて飲めないヨ。もしかして漬けすぎた!?私にはカリン酒はおいしいとは思えないのですが、この渋みが体によいのかもしれませんね。もしかすると干し柿のように一工夫があれば渋みが抜けるのかもしれません。

2015年11月13日 カリン酒づくり

手作りカリン酒の仕込み

皆が寝静まった丑三つ時、夜な夜な台所でかりんを切ってホワイトリカーに漬けました。(ホワイトリカー2Lに対し氷砂糖は200g使用)いつまでも収穫したカリンを台所に置いてあると邪魔だったので(^^♪今年のかりんは果実が落ちるまで木に置いておいたせいか昨年のものより柔らかいです。かりんを言葉で表現すると硬くて渋いりんごです。BIKOOに入れておいたものは皮が部分的に使えるほどきれいでしたので、果皮もきれいなところは残してホワイトリカーに漬けました。袋かけをしたほうが昆虫が入ってなくてよかったです。無袋の果実の皮はぜんぶ捨てました。(皮は使わなくても色は出ます。)ピーラーで皮むきをしていると、うっとりとする花のような香りが少しだけ香りました。皮の表面は油があって少しねっとりした感じになっていました。来年は焼酎か炭酸で果実を消毒してから袋かけをしようと思います。

2015年10月31日 カリンの収穫

カリンの収穫
花梨(本日5個収穫)

今日、畑に行きましたら花梨が1つを残して地面に落ちていました。まだ黄緑色もあるのに、よその花梨と比べて未熟なように感じます。つるつるしていて気持ちのよい肌触り。しかし果皮の品質がよくありません。袋かけをしなかったほうが果皮は汚いです。しかし袋かけをしたほうもまったくきれいな果皮ではなく、菌に侵された痕跡があります。炭疽菌のような菌がBIKOO内に回りきったものは真っ黒の炭となっていました。もっとよい袋があればよいのですが・・・BIKOOはやめて、何度かロウ引きの袋を交換するしかないかなと思います。袋かけ前に果皮をきれいに焼酎か何かで拭いておくことも大事ですね。もっとしっかりした果実保護袋が欲しいです。来年は重曹での消毒を試みてみようと思います。

2015年9月5日 カリンの様子

カリンの実
かりんです。袋かけをしてよかった果実と袋の中で炭化してミイラ化した果実(1個だけ)がありました。病気で炭のようにになったのかな!?果皮を使いたいので早くからBIKOOで袋かけをしていました。真夏の日差しと高温にも耐えてくれたようです。去年作ったかりんシロップは1度開封したらカビのコロニーがぷかぷか浮いてしまい捨てました。もったいないことをしましたが、積極的に食べたい味でもなかったので気になりません。かりん酒はカビませんのでたまに飲むようにしておりますがまだ渋みが強いです。確かこの渋みは熟成するにつれて別の物質に代わるとワインの記述にもあったので味がよくなることを期待しています。かりんの長所は何かの料理に加えると料理の味が引き立つことです。私は料理が下手なのでミックスジュースにしか使ったことはないですが、バナナにかりんシロップを牛乳を加えるとなかなかおいしかったです。

2015年5月31日

カリンの袋掛け
カリンの袋掛け
花梨にもBIKOOを使いました。こちらは枇杷と違って袋による影響はなさそうです。前回あんなにたくさんいた害虫はきれいさっぱりいなくなっていました。弱るかと思っていた葉っぱも盛り返していました。前回この木にはテントウムシがいたのできっとテントウムシのおかげだと思います。

2015年5月17日 果実袋

カリンに果実袋を掛けました。

2015年4月26日

カリンの開花
カリンの開花

かわいい花が咲きました。かりんは無農薬でも栽培可能ですので、このまま無農薬を継続します。

2015年4月12日

カリンの蕾
カリンの蕾

植樹から数年が経ち昨年からやっと実りはじめ、今年も実ってくれそうです。ほんとうにいつ植えたか忘れました。少なくとも7~8年は経ってる気がします!果樹栽培をはじめるなら必要がなくても最初に植えておきたい1本です。カリンの果実がほしくなってから植えたら待ちきれませんから。

2015年3月22日

かりんの新芽
カリンです。昨年はジャムにしたんですが、果実の食感がざらざらしていてよくなくて保存瓶に入れたまま開封していません。果肉は入れないほうがよかったかも。

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