豆苗の水耕栽培の記録

豆苗(とうみょう)の水耕栽培の日記

大手スーパーで1株98円程度で売られている豆苗の株を水耕栽培してみることにしました。豆苗は家庭菜園でも育てることができる野菜です。豆苗の種は市販されており園芸店などで入手することが可能です。

結論:豆苗は何回収穫できるか?

買ってきた豆苗を何度収穫できるか試してみたところ、液肥を1滴ほど与えた状態で4回収穫できることがわかりました。液肥なしの場合は1回目の収穫で葉の色薄く終わりといった感じでした。

2017年11月6日 豆苗を収穫しました

豆苗の水耕栽培

豆苗の水耕栽培、2週間後の様子です。刈り取った株に水と液肥を入れ手窓辺に置いておいたところ、緑色に育ちました。

豆苗の栽培

横から豆苗を見た写真です。大きく成長しました。

豆苗の収穫

 豆苗を収穫しました。ボウルに一杯ほど収穫できました。

豆苗の水耕栽培でカビが発生

刈り取った後の株を見てみると、豆(種)の力が尽きた豆はカビが生じていました。この株は捨てることにしました。部屋にはカビや豆を食べる生物がいないので。これが土の中だったら何かしらの小さな生き物が豆のところを食べて分解してくれるのでしょう。

豆苗を刈り取り株を交換して液肥と水を入れる

新しい株と交換し水と液肥(アルゴフラッシュ)を1滴入れました。

収穫した豆苗はよく洗って割としっかり茹でて硝酸態窒素を除いてサラダにして食べました。

これで豆苗の栽培は終わりです。

2017年10月24日 豆苗の水耕栽培を決意

豆苗の水耕栽培
豆苗の水耕栽培(二度目の収穫時)

豆苗のことを知ったのは2017年の初秋頃です。イオンのビッグエクストラという店にいつ頃から並んでいたのか、今年になり目に付くようになり買ってみることにしました。豆苗は葉酸やビタミンCが特に目立つ野菜です。軽く茹でてサラダにして食事に出してみたところ、かいわれ大根のような辛みもなく食物繊維もありそうな感じで歯ごたえがあり、ドレッシングなどで食べやすくて気に入りました。

写真の豆苗は左からそれぞれ二度目と三度目の収穫後の様子です。三度目となると栄養がなくなってきたようなので淡い色合いになりました。

そういうことで、以前の経験からもうしばらく豆苗を水耕栽培してみることにして、いつまで収穫可能か試してみることにしました。

このトレイなら3株入りそうです。よく見たら左の株は小さいですね。どちらも98円(+税金)と同じ値段だったのでちょっと損したかな。

豆苗の水耕栽培 拡大写真
豆苗の側面の写真

豆苗を横から見た写真です。豆の下側から茎と根が生えてきて、根がベッドのように厚くなっています。

今回はアルゴフラッシュという微量要素入りの液肥を数滴入れて豆苗の生長を観察します。

考えてみればもっといろいろ面白いことができるのかもしれませんが、今回は既成の苗床を使うことでお手軽栽培が実現できるか試します。

豆苗とは

豆苗(とうみょう)とはスプラウトのひとつでエンドウ豆の種子が発芽した野菜です。2017年頃からイオンのビッグエクストラで豆苗の販売がはじまり地方でも認知度が高まりました。通常1パック98円で売られており、安い時には80円台で売られている中国の高級食材です。

豆苗のパッケージ
豆苗

豆苗(えんどう豆の新芽)のパッケージです。岐阜県産、株式会社サラダコスモ(岐阜県中津川市)と書かれています。「葉酸が豊富です。栄養機能食品(葉酸)。温泉水と天日塩のミネラルで栽培しました」と書かれています。

豆苗のパッケージの裏面
豆苗の説明

豆苗の説明書によると、初回は既に育っているので下から5cmのどの指定のラインで株を切り取り収穫します。その後、袋に水を浸して窓際などの明るい場所に置いておくだけで二度目の収穫が可能です。豆苗の栄養はほうれん草や小松菜などの菜物よりもビタミンCと葉酸が多いそうです。

スプラウトとは?

スプラウトとは発芽したての新芽で食材として用いられる野菜です。スプラウトは豆苗や豆もやし、かいわれ大根のほかにもいろいろあって、ブロッコリーや緑豆やレンズ豆、黒豆、クレス、からし菜などがあるそうです。

種子の値段も結構しますので、新規に種子を買って育てることに経済的メリットはないかもしれません。

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