野菜の栽培記録2017年

無農薬野菜の栽培記録

ただ単に本気じゃないために無農薬となっている家庭菜園の栽培記録です。前からずーっと無農薬で野菜を作り続けています。できる野菜の種類は少なく収穫量も大したことはありませんがスーパーで気軽に買えない野菜を育てています。

2017年11月30日 収穫したジャンボ落花生を加工しました

無農薬落花生
無農薬落花生

11月に収穫した落花生を焙煎しました。左上の細い瓶に入っているのが「ジャンボ落花生」という品種で他は「茹で落花生(これは品種名だったかな?)PVP」という品種です。確かに茹で落花生という名前の種でした。茹で落花生の登録番号は8012号で郷の香ですが、私が買った袋には大きな文字で「茹で落花生」と書かれていたのでそれが品種と思ってしまいました。「ジャンボ落花生」の種もそれは品種名じゃなかったかもしれませんが、袋に大きな文字でジャンボ落花生と書かれていたので勘違いしているかもしれません。

収穫量ですが、ジャンボ落花生よりも茹で落花生(おそらく郷の香)のほうが収穫量が多かったです。ジャンボは種子1袋に対し1kg程度(※焙煎後の重量)しか収穫量がありませんでした(もともと入っていた種の個数が少なかった)。それに対し茹で落花生という種類は焙煎後の重量にして2kg以上収穫できました。

うちの畑みたいな限られた栽培スペースでは収量が多い品種のほうがよいと思います。

オーブンで焼いた落花生を食べました。ジャンボのほうが比べるまでもなくおいしかったです!!!おそらくジャンボ落花生は可食部が多いので味覚センサーが味を感知しやすいという事もあると思います。ジャンボ落花生は茹でてもおいしかったです。茹でたジャンボ落花生は少しだけ冷凍しました。

この落花生、家族がたいへん気に入ったようで、すぐに2缶くらい食べきってしまい、撮影時にはこれだけしか残りませんでした。

そういうことで1kgは人にあげる用に取り置いて、残りは100gに分けて開封できないように乾燥剤を入れて袋に封印しておくことにしました。

「食べ始めたら止まらない!」

国産の落花生はお値段が100gで700円、1kgで4,000円前後するみたいです。うちのような小さな畑では一面に落花生を作っても日銭にもなりませんね!

来年も育てる余裕があれば、自家採取したジャンボの種を育ててみたいと思います。

2017年11月25日 玉ねぎ「ケルたま」と「赤玉の極み」の植え付けを終えました

玉ねぎを種子からセルトレイで栽培してやっと定植を終えました。1日では足腰が痛むのでとても間に合わず、結局3日くらいかかりました。たった2袋で数えきれないほどの玉ねぎの苗ができました。

玉ねぎの定植
玉ねぎの定植

写真の玉ねぎは・・・どっちの玉ねぎだったかな(笑)

玉ねぎの定植
玉ねぎの定植(全体像)

全部で4畝できました。後で通路を掘っておこうかと思います。

マルチが北西の強風でパタパタしますので、土で覆いました。こうすると苗がいつの間にか消えているという現象が減らせるそうです。上の二列は定植後一週間経過しています。ほとんど活着し、消えたもの数点ありましたのでセルトレイから苗を補充しました。

種から玉ねぎを育てると間引き無しで600本以上は苗ができるので、果たしてすべて食べきれるでしょうか!植え付け時にバットグアノを穴に入れておいた列(下に列)と、一発肥料を入れた列(上二列)とができました。耕運機を回す前に牡蠣殻石灰と鶏糞を施しました。追肥は1月上旬と3月上旬を予定しています。楽しみです!

玉ねぎだけはまぢになって育てないとまともに収穫に至らないので今回はがんばりました。脚の裏の筋肉や全身が疲れて、植え付け後数日は疲労で日課の数キロのランニングをしても馬力がでません。

去年市販の苗を50本買ったら漏れなくとう立ちしてしまったので、その事を思えば細い苗ですが、後で大きくなるので安心です。地元では玉ねぎ苗の入荷・販売が半月早すぎるようです・・・。

津田蕪
津田蕪(無農薬)

JAで種を買った伝統品種の蕪です。種を買う時に日野菜株と迷ったんですが、栽培したことのなかった津田蕪を選びました。結果は栽培成功です!無農薬なので葉も加熱すれば食べられる程度の品質は維持できています。さすがに漬物にするにはボリュームも無く生ものはちょっと心配なので、茹でて調理したいと思います。

この津田蕪の収穫時期は12月からだそうです。もっと植えておけばよかったかな。

津田蕪のマルチ栽培
津田蕪のマルチ栽培

そういえば肝心で重要なことを書き忘れていました。
蕪は玉ねぎマルチで栽培したほうが肥大効率がよいのです!
御覧ください。意外と元気です。種まきの時期は遅めにすることが無農薬栽培での成功のポイントです。なぜなら種まきに適した時期はバッタやコウロギなど害虫も元気いっぱいですので、秋の虫の声が落ち着いたあたりがいいかなと思います。

大根の玉ねぎマルチ栽培
大根の玉ねぎマルチ栽培

こちらの写真は大根の栽培風景です。なぜか家族が玉ねぎマルチに大根の種まきをしてしまい・・・さすがに肥大は望めないかなと思います。果たしてどんな結果になるでしょうか?現時点で直径3cmほどに育っています。

2017年11月18日 落花生ジャンボと茹で落花生を収穫・洗浄・乾燥、ザーサイの種まき

ジャンボ落花生と茹で落花生の収穫
無農薬ジャンボ落花生と茹で落花生の収穫〜乾燥

落花生の「ジャンボ落花生」と「茹で落花生」という品種を収穫しました。ジャンボは「おおまさり」より殻の見た目が茶色いという特徴があります。「茹で落花生」は食味がよいそうです。殻は白いほうが販売に有利そうですね。


ジャンボ落花生と茹で落花生の比較
ジャンボ落花生と茹で落花生の比較

見た目の違いです。茹で落花生という品種は皮が白く直売所向き。ジャンボは消費者に汚れている、汚いなどと勘違いされそうです。

どちらも風味は似たような物でおいしかったです。

作業の手間を考えるとジャンボのほうが簡単そうだけど、豊産性や可食部分の体積を考えると中サイズの品種のほうが有利かな?

一番大きな品種はJenkins(ジェンキンス)だと先日テレビで放送していて、ジェンキンスは殻の見た目が茶色いので殻の色を変えるためおおまさりがジェンキンスとの交配で生まれたそうです。

それから、数日前にザーサイの種をポットにまきました。種まきには遅すぎるかもしれませんが、ザーサイは茎が3kg〜4kgに肥大するという特徴があり、割と無農薬でもいけるのではないかと思い、試してみることにしました。

2017年11月12日 ケル玉と赤玉の極みの定植

玉ねぎのケル玉と赤玉の極みという品種の自作苗を定植しました。市販の苗よりかなり細いですが、一応これでも春にはそこそこ大きくなります。少なくとも市販苗のようにとう立ちの心配はありません。苗が余ったので予備に置いておきたいと思います。

写真はまだ撮れてません。翌日からふくらはぎあたりが数日痛くなりました。

2017年9月10日 ケルたまの種まき

玉ねぎ ケルたま
玉ねぎ ケルたま

玉ねぎの種「ケルたま」の種まきをしました。ネオアースやOK黄などの定番品種と迷ったんですが、どちらも吊るしておいても毎年皮の内側に黒いカビが生じるので、他の品種にしました。種子は全部で約700粒ほど(正確には600粒後半くらい)入っていました。200穴のセルトレイ2個を利用して、1粒ずつピンセットで入れて行き、2週目に2粒目を入れていき、2箱目の9列目あたりまで行きました。水で湿らせた新聞紙で覆いました。

先週種まきした赤玉の極みは発芽してきました。セルトレイは日陰に置いていました。

やはり玉ねぎの苗づくりはセルトレイが便利です。プランターに箱撒きすると、密度が偏りすぎて100本くらいに減ってしまいますので。

2017年9月3日 赤玉の極み 玉ねぎの種まき

赤玉の極み-玉ねぎ種

早いですが、玉ねぎ「赤玉の極み」中晩生種の種まきをしました。「ケルたま」は来週に種をまこうと思います。この赤玉の極みは3mlの種子で、数時間浸水した後に種まきトレイに1粒ずつピンセットで種をまきました。

今年はセルトレイに2粒ずつくらい撒いて新聞紙で覆いました。

なぜ200穴のセルトレイ(コメリで90円)にしたかというと、バラ撒きが苦手なだけでして、偏りなく種子を撒くのが単純に難しいからです。裏面の説明書には条撒きとありますが、それは除草剤が使える畑が前提です。2年前にそのやり方を試したところ、雑草が同時に生えてきて、玉ねぎはほとんど消えてなくなりました。1年前はプランターに適当にばらまきしたところ、細い苗から大きくならなくて半分以上失ってしまい苦労しました。そういうことで、やっぱりセルトレイは必用かなぁと思いました。3mlあたりの種子の数ですが、途中まで数えていたら300粒は入ってました。水やりで流れたりするかもしれません。

こうやって品種名を書いておかないと、後で何を植えたっけ?となってしまいます。いちいち品種名まで覚えていないし、たまにしか思い出す必要が無いので。この種子の袋も知らないうちにどこかに行ってしまいます。

2017年8月30日 露地栽培のメロンについて

無農薬メロンの収穫
無農薬メロンの収穫 1324グラム

畑で作っていたメロンの最後を収穫しました。この品種は園芸店で1株298円くらいで売ってた地這の摘果や摘心不要のメロンだったと思います。摘心1回しただけで数個実りました。しかし地面に這わせていたため、よく植木鉢にいる2cmほどのゲジゲジみたいな害虫が中に入り込んでダメになってしまい、まともなメロンは3個くらいしか収穫できませんでした。3個ほど腐りました。この品種のいいところは1株からそこそこ大きなメロンが5個はできるところです。ダメなところは糖度が乗る前に害虫にやられてしまうので、空中栽培必須なところです。このメロンは見かけはたいへん立派ですが、甘味が無くコンポートにするしかありません・・・。

2017年7月30日 飛騨カボチャ甘龍を収穫しました

飛騨カボチャの甘龍という品種を収穫しました。カボチャは朝早くに畑に行って人工授粉しないとうまくいかないみたいです。朝が苦手なのでカボチャがほとんど実っておらず。カボチャは追熟してこれから二週間後に食べられる状態になるようです。

カボチャ甘龍
カボチャ甘龍とスイカ

後日、追熟した甘龍を食べようと思ってたら家族がスイカとともに勝手に人にあげてしまいました・・・残念。

2017年7月23日 無農薬スイカを収穫しました

先週からスイカが採れ始めました。今年育てているのは高かった苗の無核スイカ(品種名は忘れて思い出せない)と、種から育てた小玉スイカ「ハニーボール」です。ずいぶんと前に摘心した気がします。種なしスイカのラベル写真は黒皮で縞無しだった気がするのに、小玉スイカの花粉を受粉したのか縞模様があって未熟な白い種子もたくさん入ってました。フォトショップで種を消したのか!なわけないですね。しかも種なしスイカは全然甘くない!!!(最寄りのつるが茶色に枯れてから収穫しましたヨ)もっと待てば甘くなるというのでしょうか?完熟のタイミングが違うみたいです。あまりおいしくなかったので次からはやめておこうと思います。これまで種なし2個と小玉3個を収穫し、スイカのモトは余裕でとれました。スイカもスーパーや直売所で買うと高いですね。実はメロンも一緒に育てていたのですが、ヤスデに食われて惨敗しました。やられる前に採ったら甘くなくて。メロンは空中栽培が必須だとわかりました。

小玉スイカは甘くておいしいです!!!冷蔵庫にも入るし気に入ってます。

無農薬スイカの収穫

2017年6月11日 無農薬ニンニクとタマネギを収穫しました

晴天が続いたため、ニンニクにとっては素晴らしい天候となり、玉ねぎにとっては雨が少なすぎて残念なお天気となり、両方の野菜をすべて収穫しました。今年の玉ねぎはコメリで買った苗がほとんどとう立ちして蕾ができてしまい大失敗しました。どうやら植えつけ時に苗が大きすぎたようです。一方、種から育てた玉ねぎもまた中玉くらいになったものの、大きくなりませんでした。どうやら玉ねぎの栽培には5月に灌水(または定量の降雨)が必要なようで、隣の畑のおじいちゃんの玉ねぎもそれほど大きくはありませんでした。玉ねぎといえば淡路島と北海道です。淡路島は砂質の土地に甘くておいしい玉ねぎをたくさん栽培しています。北海道のことはわかりませんが、少々涼しくてもいい玉ねぎができるようですね。

玉ねぎの収穫
玉ねぎの収穫

ニンニクは「ジャンボニンニク」という品種と普通種(ホワイト六片)を栽培していました。ジャンボはほんとうにジャンボでしたが、大きくならない球もいくつかありました。ジャンボになった球は7個ほど。小さいままだったジャンボニンニクが3個ほどです。ニンニクは高畝にして贅沢にもバットグアノを置きましたら良く肥大しました。

ジャンボニンニク

ソラマメの収穫
(ソラマメの収穫、先々週)

この日は種から育てたトマトと茄子とキュウリとピーマンと落花生を植えました。スイカは小さな実がなっていました。甘とう美人という万願寺とうがらしを改良した苗も1本だけ育てていて煮物に入れたらそれなりにおいしかったです。

2017年5月28日 ソラマメと最後のグリーンピースを収穫しました

絹さやエンドウはもう終わってしまい、グリーンピースとソラマメを収穫しました。収穫したソラマメは大きなレジ袋に一杯くらいと売り物にしたら末端価格で数千円分くらいとなりました。スーパーに行ってみるとソラマメって結構値段が高いじゃないですか!立派なさやが4~5本入っていて398円!野菜の直売所なら200円!茹でたら15粒程度でしょうか、税込みで計算すると食用のソラマメは1粒28円です(笑)ソラマメの種の値段も少量しか入ってないのにお高いですから困ったものです。

今年のソラマメの品質はたいへんよかったです!

無農薬のソラマメを収穫しました
無農薬のソラマメを収穫しました

2017年5月17日 ニンニクの蕾を摘んで食べました

ニンニクの蕾
ニンニクの蕾

ニンニクの蕾が出てきましたので摘んで炒めて食べました。味は特別においしいというわけじゃないけど、当たり前ですがニンニクのような風味がしました。ニンニクは収穫時期が近くなってくるとさび病が出ます。その前に蕾を摘んでしまいます。

ニンニクの無農薬栽培
ニンニクの無農薬栽培

効果があるのかどうかわかりませんが、銀マルチでリッチに育てています。今年は晴天が続いているせいかアブラムシの大量発生を見ていません。

グリーンピースの無農薬栽培
グリーンピースの無農薬栽培

これはグリーンピース(椀豆)です。グリーンピースは普通の絹さやエンドウ豆と比べて鞘が大きく硬くて実も大きく粒の数が大きいです!!!早速ごはんに入れて食べました(5月20日)。

この1列で種1袋分です。5月20日に採れたグリーンピースの量はちょうど米3合分の豆ごはんができる量でした。

これがスーパーに売ってるグリーンピースときたら、まずい冷凍ものか、生ものではほんのちょっとしか入ってなくてお高い物しか売ってません。みんながまずいと思っているグリーンピースは過熱しすぎてホクホクになっているものだと思います。採れたてで茹でたてのグリーンピースはあんなにまずくはなく、甘くてツルツルしていておいしいです。

豆ごはんはごはんとグリーンピースを別々に煮て、炊けたごはんに混ぜ込みます。その時炊飯器のスイッチは切って豆ごはんは冷蔵保存しないとグリーンピースがホクホクになってしまいおいしくなくなります。翌日もレンジでチンすればおいしい豆ごはんが楽しめます。グリーンピースで作った豆ごはん、本当においしいですよ!元気が出ますので年内にもう一回作ってみたい。

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