サツマイモの無農薬の栽培記録2017年版

サツマイモの栽培日記2

2017年のサツマイモの栽培の様子を日記に書きました。サツマイモの苗は毎年国華園ヤフー店で購入しています。

2017年12月28日 ひめあやかの焼き芋を作りました

サツマイモひめあやか

ストーブでじっくりとサツマイモのひめあやかを焼きました。ひめあやかはもう二度と栽培したくないクズ芋ばかりでさすがの私でも小箱一杯しか収穫がなくて腹が立ちました。ひめあやかは安納芋と同じで南方系の芋かもしれませんね。

確かに菓子のように甘くても、糖度自体は他の品種とそれほど変わりません。

やはりクイックスイートがうちの畑には一番適応しているようです。

来年も機会があれば、クイックスイートと、やや糖度低めのアヤコマチを植えようと思います。

2017年11月12日 サツマイモのひめあやかは低品質で最悪でした!

サツマイモのひめあやかとクイックスイート

すべてのサツマイモを収穫して湯で洗いました。

クックスイートの出来栄えは平年並みで豊作でした。最低なのが「ひめあやか」という品種です。24本注文してまともに収穫できた芋はぜんぶでこれだけです。残りはとても食べられないような品質の子芋ばかりで本当に栽培しなければよかったと思います。もしかしたらひめあやかは温暖地か亜熱帯に適した品種なのかもしれませんが、中間地という気候区分の当地では最悪の出来栄えでした。

写真ではクイックスイートは20cm以上あります。ひめあやかは10cmに近い大きさです。

ひめあやかは二度と注文しません!

昨年栽培したあやこまちのほうが全然マシでした。

ひめあやかといいカンパチといい、貧産なら初めから商品案内にそう書けばいいのに、酷いです。

2017年10月24日 台風などもあり二週間の雨でした

久々にサツマイモの日記を書きます。あまりの忙しさにサツマイモの記事を書くことをすっかり忘れていました。10月の上旬にサツマイモのクイックスイートの一番大きい芋だけ収穫しました。クイックスイートは熟成させなくてもおいしいです。

それで、次週あたりからサツマイモを本格的に収穫しようと思います!

サツマイモは最初に肥料を漉き込みマルチをして以来、特に作業は何もしていません。蔓返しという技もあるそうなんですが、そこまでこだわって育てていないので、何もしませんでした。

2017年5月7日 サツマイモの苗が来なかった!

二年ほど前まではゴールデンウィークには必ず到着していた国華園のサツマイモ苗。今年もまた来ませんでした。それでいいのです。サツマイモ苗は遅いほうが私としては収穫時期を10月以降に設置できるので有難い。連休中にサツマイモを植えると9月に収穫しなければいけなくなって部屋で芽が出てしまうので。

残ったサツマイモをレンジでチンしてみました。紅はるかとクイックスイートを比べてみると、紅はるかの芋の色は美しい黄色でした。それに対しクイックスイートはアクのような黒ずみがあり、でも味はやっぱりクイックスイートのほうが甘かったです。紅はるかも十分に甘い。冬越しいたサツマイモの甘さはレンジでチンしただけでも甘くて最高です。サツマイモは揚げると油で胃が痛くなるので、揚げずに何十分もじっくり火を通すのが最高ですね!

2017年4月16日 サツマイモのキュアリングに成功!

昨年考案しました家庭用のキュアリング方法ですが、見事に成功していました。これまで腐敗したサツマイモはたったの1個、しかも小さな芋だけでした。念のために1個ずつ新聞紙にくるんでおいたほうがよいことも確かめられました。

今年はクイックスイートの苗をまた予約注文しました。そしてひめあやかも初めて注文しました。去年偶然わかった、好みのサイズに育てられる密植を予定。香り高いカンパチも恋しかったけど、アレはクズ芋になる率が高いので今年は注文しませんでした(栽培間隔を開ければ大丈夫かも)。ベニハルカはどこにでも売ってるし、甘さもクイックスイートに劣るので買わなくてもいいかなと思います。もしも安納芋の苗が近くの園芸店にあったら二度目の再挑戦してみようと思います。数年前の安納芋は全然栽培結果が良くなかったけど、今は品種改良もされてるかな?

植える場所を作るべく、ホンダのサラダという耕運機で畑を耕しました。ご近所の農家の方も、あるいはもうちょっと遠い場所でもこの日は耕運機を動かしている人をたくさん見かけました。今を逃すと草の勢いが出てきますので、少々抑えつけないと野菜が育ちません。久々に耕運機を動かしたのでタイヤの前輪の上げ方やチョークの使い方すら忘れていました。耕運機のローターに雑草がいっぱい絡まってしまいました。

2017年1月18日 アヤコマチの糖度 焼き芋編

サツマイモのアヤコマチを焼き芋にして食べました。甘くておいしいです。焼き芋の糖度を測ってみると、おや、何度測定しても27度付近でした。前回の測定が28度ですから、これはアヤコマチそのもののスペックなのか、あるいは私の栽培によって芋としては低糖度になったのかわかりません。しかし糖化してないだけでデンプンの含有量やカロリーが低いというわけではないと思います。油で調理するとまた違ってくるかも。カロリーは同じでもアヤコマチは血糖値が上がりにくいかもしれませんね。より正確な糖度を測定するには生芋をミキサーにかけて比べるしかありません。この時期にカロテインを得られるのは貴重でカボチャみたいにすぐ腐らないところは良いですね。私が試してみたキュアリングの効果も出ているようです。この冬を乗り切れば、どこまで効果が持続しサツマイモが保存食として貯蔵できるのか試してみたいと思います。少なくとも前に栽培した黄金千貫の貯蔵は発砲スチロールの中で現在も2年以上保って生きてますから、ほかの芋にできないわけがありません。黄金千貫は意外と耐寒性があるようでして、屋外でのむき出し貯蔵でも腐らないしネズミも食べません。このことについてはまた次回のブログでレポートしたいと思います。
サツマイモアヤコマチの焼き芋
今回はタブレットでの撮影なので鮮やかなオレンジ色が写せませんでした。
書き忘れました。アヤコマチのストーブでの焼き芋の食味はフルーティーな甘さ(お世辞ではなく十分甘いのでBrix計に出ない甘味物質があるのかも)に加え、甘い香りも漂いネットリしており舌にアクを感じます。紅はるかやクイックスイートもアクが出るので同じです。前回の写真と見比べてもらったらわかると思いますが、熟成したアヤコマチと掘りたてのアヤコマチでは焼き芋の質感がまったく違います!!!アクが少ないのはしっかり熟成したカンパチですね、あれは本当に芳香が傑出してネズミも喜んでカンパチだけを食べていました。今回はプラスチックのよくある500円の衣装ケースに入れていますのでネズミは入れません。無農薬でこれだけできれば十分ですね、今のところ腐れはありません。

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