ネーブルオレンジ(森田ネーブル)の栽培記録2017年-2020年 いくつか実がなりました!

ネーブルオレンジの栽培日記

オレンジの一種、森田ネーブルの栽培日記です。2017年の秋に苗を買って2018年の春に地植えしました。このページでは苗木の購入から樹勢を拡大する様子までをお伝えしたいと思います。2020年で森田ネーブル栽培3年目の記録です。

2020年12月30日 森田ネーブルに雪が積もりました

防寒対策を施した森田ネーブルに雪が積もりました!
防寒対策を施した森田ネーブルに雪が積もりました!

何と!数年に一度の寒波が到来しました!森田ネーブルの木も雪の中に埋まってしまいました!一応防寒用に網を巻いているものの、大丈夫か心配です。だって植えてから3年目のひよっ子だもの。まだ実をつけるには早すぎるし木も小さい。。もっと可愛がってあげないと!

2020年12月27日 森田ネーブルの木(※収穫後)にマシン油乳剤を散布し、防寒対策を施しました

カイガラムシやハダニ対策にマシン油乳剤を散布しました。有機JAS規格の範囲内の農薬です。有機栽培です。

2020年12月26日 森田ネーブルを収穫しました

森田ネーブルを収穫しました!
森田ネーブルを収穫しました!

畑に行きました。防寒対策をしないといけないので森田ネーブルを収穫しました!今年もネーブルの実を実らせないつもりが3個も実がなってしまいました!しかも裂果して表面にアオカビが生えているではありませんか!去年も裂果していた気がしますので、この品種は裂果しやすいのでしょう。

森田ネーブルを収穫して重さを測りました!
森田ネーブルを収穫して重さを測りました!

森田ネーブルの重さを測りました。200gramくらいありました。

収穫した森田ネーブルの糖度を測定しました!
森田ネーブルの糖度測定

裂果していた森田ネーブルのカビを取り除いてきれいにして糖度を測定しました。なんと、このネーブルの糖度はたったの9.4%です!ちょっと酸っぱいです。まだ減酸という工程を経ていないので糖度が低いのか、それともこれがこの果実のベストだったのか!?

食べてみると爽やかでおいしかったです。他の実は追熟させたいと思います。

2020年12月7日 森田ネーブルの木にトアロー水和剤を散布しました

柑橘ハモグリバエ対策にトアロー水和剤を散布しました。有機JAS規格の範囲内の農薬です。有機栽培です。

2020年12月6日 袋掛けをした森田ネーブルの様子

袋掛けをした森田ネーブルの様子を観察!
袋掛けをした森田ネーブルの様子

袋掛けをしておいた森田ネーブルです。袋が煤病で真っ黒になっています!一体どの害虫の仕業なのでしょうか!?葉の裏にいる白いポツポツした虫でしょうか!?謎です。

2020年9月22日 森田ネーブルに追肥しました

夏の間は放置していた森田ネーブルでしたが、少し気温が穏やかになってきたので追肥することにしました。今年の森田ネーブルの樹勢は中くらいで旺盛とはいえませんでした。3個程度の実がなっているからそのぶん葉が育たなかったのでしょう。

2020年8月23日 森田ネーブルに袋掛けをしました

すべて摘果したと思っていた森田ネーブルに3玉ほど果実が実っていました。そして果実はすべて天の方角を向いていて日焼けなどで品質が悪くなりそうだったので袋掛けをしました。使った袋は「デコポン・いよかんの果実袋」という品物で水をはじく仕様になっていました。森田ネーブルに使うにはもったいないかな~と思いつつ、試しに袋を使ってみました。既に他の作業をしていて全身汗だくだったので写真を撮ることができませんでした!こんな時に畑にカメラを持って行ったら壊れてしまいそうなくらい厚いです。2020年の8月の降水は1摘降ったかどうかの日照りでしたので果実の育ちも良く無さそうです。

2020年5月4日 森田ネーブルを摘蕾しました

畑に行ってみると、さっそくネーブルの蕾が大きくなってきていました。まだ小さな木なので、この状況で花を咲かせると一気に枯れてしまうということを南津海の栽培から学びました。そういうわけで、森田ネーブルの枝に付いている蕾を出来る限り摘み取りました。まだ1mmほどの蕾は素手で取ることが難しく、新芽を何本も追ってしまいました。ピンセットがあればよかったです。

観察してみると既にアゲハチョウの卵が産み付けられておりました。これもそのままにしておくと苗木が枯れてしまいますので取らねばなりません。

次回は第一回目のトアロー水和剤(有機栽培用の農薬)の散布を行いたいと思います。

2020年4月25日 森田ネーブルの防寒を外しました

世の中は大変なことになって気が付けば4月も終わりそうになっていました。そうはいってもまだこの時期の最低気温は何と1度台になる日もありました。やっと遅霜が終わりそうになったので森田ネーブルの防寒を外しました。既に新芽と蕾らしきものが出ておりました。作業に忙しくて写真を撮る暇がありませんでした。

2020年3月15日 国産ネーブルの実を購入しました

なんだかネーブルが食べたくなったので通販で国産ネーブル10kgを箱買いしてしまいました!品種はわかりませんが、この時期でもおいしく食べられます!!!ネーブルが好きなのでとても嬉しいです。4月も売ってくれるかな!?

本当にネーブルの苗木がもう一本欲しいです!

2019年12月29日 森田ネーブルを防寒しました

中間地でも良好な結果となった森田ネーブル。やっぱり寒さは苦手のようで葉の色が若干薄くなってきました。そのため、例年よりも1か月以上遅くに防寒を施しました。今年はやけに暖冬で、天気予報によると平均気温が2度高いそうです。ですので昔の柑橘の産地と同等の平均気温となっているようです。

2019年12月28日 マシン油乳剤とトアロー水和剤を散布しました

カイガラムシおよびハモグリバエ対策として、それぞれマシン油乳剤とトアロー水和剤を散布しました。本当はもっと前に散布したかったのですが、12月は例年以上に雨が凄くてなかなか晴天がありませんでした。本当なら初雪が降って当然の季節なのに、今年は雨ばかりです。

2019年12月8日 森田ネーブルを収穫しました

畑の森田ネーブルの栽培の様子
森田ネーブルの栽培の様子

畑に行ってみると、森田ネーブルがややオレンジ色になっていました。まだ若木なので早く収穫して木の世話をしたいと思い収穫しました。

森田ネーブルの収穫 Morita Navles Harvesting
森田ネーブルの収穫
Morita Navles

まだ植えて2年目ですが、森田ネーブルが3個ほどなっていたので収穫してみました。まだ害虫も着いていなかったので袋掛けをしてもしなくても同じようにきれいな皮でした。

森田ネーブルの裂果
森田ネーブルの裂果

こちらは袋の中で裂果してカビが生えていました。ちょっともったいないのでカビが生えた部分を切りました。

森田ネーブルの糖度 Morita Navel Brix
森田ネーブルの糖度測定

森田ネーブルの糖度を貼ると10.5%ありました。まずますの結果でした。昨年初結果したものは12.8%ですから、今回測定した実は裂果していたので糖分が充実しなかったのかもしれません

きれいな実は全部人にあげてしまいました。

私はカビた実を食べました。今回食べたものはちょっと物足りない風味でした。でも森田ネーブルは私の畑との相性もいいみたいなのでもう一本苗木が欲しいと思います。

2019年9月28日 トアロー水和剤を散布しました

特に被害があったというわけではありませんが、他のカンキツに散布したついでにトアロー水和剤を散布しました。

森田ネーブルは実を2個つけたせいで、葉が全然増えませんでした!

これはやばい!

しまった!

来年は実0個にしないといけません。

1年無駄にしました。

2019年7月7日 トアロー水和剤を散布しました

ハモグリバエが全盛期のせいで、新梢の状態が思わしくないため、トアロー水和剤を散布しました。

2019年6月22日 肥大してきました

森田ネーブルの栽培風景
森田ネーブルの栽培風景

まだ幼苗なのに、1玉だけ・・・大きくなっていました。今年も味見させてもらえるでしょうか?森田ネーブルはもうひとつ苗があってもいいですね。

2019年6月9日 着果していました

森田ネーブルの栽培
森田ネーブルの幼果

畑に行ってみると、森田ネーブルの実が育っていました。今年は着花過多となり、ほとんどすべての花を摘花しましたが、新梢の発生が微々たるもので、失敗したかなとも思います。

森田ネーブルはジベレリンを使わないといけないのかな~そこまでして無理して栽培することもないか。

森田ネーブルの木
森田ネーブルの木

こんな感じで、生育が弱いといいますか、当地においては樹勢が強いとはいえず「やや強」くらいでしょうかね。3月に撮影した時よりは、葉も増えましたが、実を着けさせたせいか期待よりも葉が少ないです。

この日は6月9日でしたから、5月5日に散布したトアロー水和剤の効果はとっくに無くなっています。アゲハチョウの幼虫は見つけ次第、離れた場所に捨てに行ってます。

そうはいっても5月上旬のトアロー水和剤の散布効果は「一定の効果」が見られたように思います。いえ、野鳥が食べたのかもしれませんし、はっきりとはいえませんが、幼虫を摘み取る数が少ないです。アゲハチョウには災難ですが、幼木のうちは、カンキツを食害されるわけにはいきませんので、そこそこ大きく育ったらトアロー水和剤の散布はやめようと思いますし、今年は昨年のように数回の散布を必要としないと思います。

2019年5月26日 摘果(花)しました

先週そして、今週にかけて、森田ネーブルを摘果(花)しました。主力となる枝は完全に摘果し、下のほうに味見用の実を置いてみることにしました。

本当は肥料もあげたかったのですが、気温が33度程度になって、いきなりの真夏日で体にこたえまして・・・そこまでする元気がなかったです。

ちょっと後悔しているのが5月6日のイオウフロアブルです。この薬剤、あまりいいと思えなかったので余り気味でしたが、やはり工業油にイオウが混ざっているような匂いがして、気持ちの悪い農薬なので、廃棄しようと思います。

2019年5月6日 イオウフロアブルを散布しました

ハダニ対策ということで、イオウフロアブルを散布しました。イオウは酸性なので、トアローの翌日でも大丈夫なのではないかと思います。

2019年5月5日 摘蕾し、トアロー水和剤を散布しました

アゲハチョウの卵が産みつけられていましたので、トアロー水和剤を散布しました。

2019年5月2日 摘蕾しました

森田ネーブルの摘蕾
森田ネーブルの摘蕾

森田ネーブルを摘蕾しました。このままでは南津海の二の舞になりそうだったので、なるべく取れるだけの花芽を摘みました。しかし、棘があるので、なかなか完璧にはできず、三分の一ほどの摘蕾になりました。

森田ネーブルの蕾
森田ネーブルの蕾

そして森田ネーブルですが、発芽温度が他のカンキツと比べて1度か2度ほど低いのではないかと思います。つまり、少々冷涼でも、森田ネーブルは成長を続けることを意味しています。蕾が大きく育っているのは、私が栽培しているカンキツの中では森田ネーブルだけです。植えている場所の条件もあるかもしれませんけど。

2019年4月28日 たくさん蕾が出すぎていました

畑に行ってみると、森田ネーブルにいっぱい蕾が付いていました。今日は草刈りで忙しかったので摘蕾できませんでした。早く摘まないと弱ってしまいそうです。基部に牡蠣石灰を置いてきました。ゆっくり作業したいけど、他の作業で忙しかったです。果樹、植えすぎたかな・・・。


2019年4月20日 防寒を外してマシン油乳剤を散布しました

寒の戻りが終わって確実に春になりましたので、森田ネーブルを覆っていた防虫ネットを外してマシン油乳剤を散布しました。暖冬であったせいか、落葉は僅かでした。既に芽吹きはじめていました。

森田ネーブルもたまに中くらいの棘があるので、気が付いたところを鋏で切っておきました。

今年は3月の終わり頃に楽天で「和歌山県産のネーブル10kg送料無料」という品物を買いまして、1か月ほどネーブルが食卓に登場しました。おそらく森田ネーブルと思います。本当においしかったですよ!!!ネーブルおいしい!

おいしいネーブルですが、私の地域で育つかどうか、定かではありませんが、もし育つならもう一本森田ネーブルの苗木が欲しいところです。実生の柑橘が何本かあるので、もう一度、接木に挑戦してみようかと思います。

2019年1月20日 収穫した森田ネーブルを食べました

森田ネーブルの収穫と食味評価

昨年の12月5日に収穫した森田ネーブル、およそ45日後の状態です。保管場所は自宅のテーブルの上でした。ここ数日で急に外側の皮がしなびてきたため、家族に急き立られて、食べました。

森田ネーブルの糖度測定 Morita Navel Brix
森田ネーブルの糖度測定
Morita Navel Brix
12.8%

森田ネーブルの糖度を測定しました。

このアタゴの糖度計、最近になって通電しないときが増えて来ました。説明書を読むと、無償修理は1年以内です。困ったものです。2016年に購入し、2万830円もしたので、お金にならない用途で使っているので、10年はもってほしいと思っています。電池は使用ごとに抜き取って、現在で3個目です。この糖度計の使用期間はまだ2年半しか経ってません・・・。10年使っても1年あたりの費用は2,830円と電池代ですから、趣味の道具としては赤字率を高める大きな要因となっています。

森田ネーブルの果汁の糖度は12.8%でした。絞った場所によっては異なるかもしれませんが、売り物にするならあと1%は欲しい感じです。趣味栽培なので、重さや質感、糖度も満足です!

森田ネーブルを食べてみました。

甘味以外は、酸味も食味もいい感じで、じょうのう膜も売り物と同様に薄かったです。

甘さについてはとても甘いというほどではなく、甘味があるな、といった感じです。味覚は人それぞれ、健康状態によっても違いますから、参考までに。

味覚で思ったんですが、全身型の妙な風邪をひいて食欲が落ち体重も減ったときがあって、そのときは高齢者の味覚はこんな感じなのかなというくらい、甘味に関しては脳が反応しないときがありました。エネルギーを消耗しているときは、ほんとうに食べたいとも思えなかったのです。まるで熱のないインフルエンザという感じで、肺が苦しかったです・・・(私に風邪をうつした家族は咽頭炎と背中の筋肉痛が症状のメインでした)。

このことから、食欲があるということは幸せなことなんだなと、つくづく思いました。

同時に、やっぱりウイルスや細菌、「たかが風邪」と人は思ってますけど、そんなことはありません。世の中の多人数に脅威をもたらす既知のものだけが恐れられていますが、種類はどうであれ、危険なことには違いないと思います。なぜなら肺炎で死ぬ人は、日本人ではかなり多いのです。つまり、結核ほど恐れられていない細菌が、お年寄りを死なせているということです。それって本当は疫病により亡くなっているということなんですが、それを言うとイメージが悪くなるので「ただの肺炎」「ただの風邪」ということになっているだけなんだと思います。ほんとうにただの風邪があると思っている人は、その微生物で亡くなる人がいるということについて何とも思っていないのでしょう。

また、ビタミンCと免疫についてですが、私は実のところよく知りません。地元でもビタミンCが風邪予防にいいからと言って妄信している人がいます。私もビタミンCサプリは飲んでいましたが風邪には勝てませんでしたし治りが早くなるということもありませんでした。

もともと私はこのビタミンCを求めて柑橘類の栽培を始めました。

私もまた作為的な情報に踊らされているのでしょう。


2018年12月5日 収穫した森田ネーブル第一号

森田ネーブルの初収穫
森田ネーブルの初収穫

植え付け1年目に実がついた森田ネーブルの記念写真です。植えて1個目の収穫ですから、やはり特別です(私にとって)。

森田ネーブルの重さ
森田ネーブルの重さは280g

森田ネーブルの重さを計りました。280gありました。そこそこ大きいです。満足のいく大きさです。私の地域でもネーブルが育つみたいで?これは期待してしまいそうです。

2018年12月9日 森田ネーブルを収穫しました

防寒対策を行うため、森田ネーブルを1個収穫しました。森田ネーブルは萎んで来たように見えました。温暖化で今後は私の地域でもカンキツが栽培しやすくなりそうなので、少し期待しています。

森田ネーブル
森田ネーブル

2018年12月2日 森田ネーブルの収穫時期を考える

一般的に森田ネーブルの収穫時期は年内のようです。しかし熟成となるとどうでしょうか?部屋に置いておいただけでは皮が乾燥して硬くなってしまいますので、湿度が高く低温であることが保管の条件になると思います。湿らせたキッチンペーパーにくるんでビニール袋に入れて冷蔵庫で保管、そういった方法が考えられます。

森田ネーブルは完全に着色しました。

あとはいつ収穫するか。

家庭菜園なので、2月まで樹上完熟という選択肢もあると思います。その場合、厚めの袋掛けをしないといけませんので、やはり雪が降る前までに収穫して冷蔵庫で保管したほうが安全かなと思います。

昨日あたりのニュースで今世紀末に3度から5度気温が上昇するという説も出て来ました。今世紀末といえば、私はとっくに死んでますが。平均2度上昇すれば私の地域でもデコポンなどが安定して生産できそうです。

もっと忍耐強くなりたいです。

2018年11月10日 森田ネーブルが着色してきました

森田ネーブルの栽培の様子
森田ネーブルの栽培の様子

春に植えた森田ネーブルの大苗、1果だけ結実していました。この実がなければ、数十枚~理論上は120枚程度葉の数が増える予定でした。花ひろばオンライン本店には耐寒性劣る山見坂ネーブルも置いてましたが(昨シーズンは白柳ネーブルもありました)、森田にしてよかったです。

2018年10月14日 トアロー水和剤とイオウフロアブルを散布

アオムシとハモグリバエの防除のために有機JASでも使えるトアロー水和剤とイオウフロアブルにクイックタッチを混ぜた農薬を散布しました。

森田ネーブルの実
森田ネーブルの実

本当はダメなんですが、1玉だけ実らせてしまいました。まだ植えて1年目なのに・・・。かんきつ栽培は楽しいけど、やはり栽培適地ではない、ミカンの産地ではないのでどの品種も育ちや実りがよくありません。今年もいろいろ反省していて、ミカンの寿太郎が枯死してしまったことに衝撃を受けています。

2018年10月8日 鶏糞を追肥

秋冬用の肥料として鶏糞をあげました。森田ネーブルは何とか夏を乗り切り1玉だけ実をつけていました。10月はじめには花をつけていましたので、気温さえ適合すれば開花する正室があるとわかりました。いわゆる四季咲きなのかもしれませんね。

2018年7月28日 森田ネーブルが1玉結実していました

畑に行ってみると、森田ネーブルが1個だけ実っていました。森田ネーブルの木の様子は樹の勢いがイマイチ止まってます。

森田ネーブルの栽培
森田ネーブルの栽培

森田ネーブルの実
森田ネーブルの実

特に棘に当たったわけでもないのにもう果皮が傷んでいます。果実袋が必要かもしれません。堆肥もしっかり漉き込んである割に、やはり干ばつと、もともとある土がよくないせいか成長がイマイチです。

2018年6月17日 森田ネーブルに追肥しました

このタイミングで追肥が必要だったかどうか、正しいことはわかりませんが、森田ネーブルに鶏糞を追肥しました。まだ一か月前の肥料が残っていると思うのですが、プロならこんな時はどうしたでしょうか?プロは王道の化成肥料かな?

2018年6月16日 森田ネーブルにトアロー水和剤を散布しました

アゲハチョウの害虫予防に森田ネーブルにトアロー水和剤(BT剤)を散布しました。昨年の葉は変色して元気がなくなっています。かわりに新しい葉っぱが濃い緑色になってきました。自作の森田ネーブルの接木はまだ音沙汰がないけど枯れてはいないようです。

2018年5月23日 森田ネーブルの接木が枯れ始めました

3本接木したうちの1本は枯れてしまい、もう1本は上部が枯れてきました。残る1本は葉も1枚ついており、何とか生きてます。植物の接木って面白いですね。穂木は未使用の物が1本残っているので、今後は何の品種を接ごうかな。

2018年5月19日 森田ネーブルを1果残して全摘花(果)

植えたばかりの森田ネーブル、理論上は3程度まで結実可能かもしれませんが、発育枝の枝先に実った1果を残してすべて摘花(果)しました。長~い発育枝の枝先なので、それほど木にダメージが出るとは思いませんが、何せ楽しみがひとつもありませんので、ひとつだけ楽しみを残しておくことにしました。

この日までに私は1週間ほど柑橘の栽培法を徹底して勉強しましたので、もう育て方についてはバッチリかと思います!

2018年5月13日 バーク堆肥と鶏糞で土壌改良と追肥

先週は柑橘類の栽培法について興味深い研究結果を見つけたので桃と柿に鶏糞を施肥したついでに、森田ネーブルにも鶏糞を与えてバーク堆肥で土壌改良を行いました。今回使用したバーク堆肥は40L1袋を5苗以上に分割したので1苗あたりおよそ6Lくらいの使用量となりました。しかしこの論文にはどれだけ堆肥を施したのか、肝心の使用量が記述されていませんでした(*'▽')ゞまた時期を見て追加で堆肥を投入したいと思います。土壌改良は少しずつしたほうが木に優しいかも。

2018年5月12日 葉色が淡いけど・・・

畑に行き森田ネーブルの見回りをしました。欲が出てきていくつか花を置いてきました・・・。森田ネーブルは花がついてるせいで弱ってるのに無理して花を咲かせて本当にダメな私です。一応摘花しましたけども。

2018年5月6日 森田ネーブルの蕾を摘蕾しました

森田ネーブルの苗木の植え付け
森田ネーブルの苗木を畑に植え付けた様子

植え付けたばかりの森田ネーブルに蕾がたくさんついていましたので、そのほとんどを摘蕾して木を保護することにしました。これまでの栽培経験から蕾を放置しておいたら樹勢が悪くなるので摘むことにしました。

森田ネーブルの摘蕾
森田ネーブルの摘蕾

この写真の森田ネーブルにはたくさんの蕾が付いています。これを1花だけ残してすべて蕾を摘み取りました。花を摘まないと本当に樹勢が悪くなってしまいます。

2018年5月4日 森田ネーブルにトアロー水和剤を散布しました

森田ネーブル、根量が多い苗でしたので、もう一度掘り起こしてしっかりと腐葉土を混ぜて深めに植えなおし肥料を与えました。そしてトアロー水和剤を散布しました。苗木に蕾がついていましたので二日後あたりに開花するのではないかと思います。今日は作業で精いっぱいでしたので、明日にでも写真を撮りに行きたいです。

2018年4月16日 森田ネーブルの接木を行いました

早朝、天気がよかったので急いで新入り苗の森田ネーブルの接木を行いました。昨日畑から取ってきた穂木を使い、実生の台木に接ぎました。台木といっても、確か文旦か何か(晩柑)の実生で、外見は原種に近い性質を持っているようで細く鋭い刺のあるタイプです。しかも真冬に葉をすべて落として枯れても翌年には芽吹くという、ある意味耐寒性のあるタイプなので、練習がてら、台木とすることにしました。

柑橘の接木を試みるのは今回で2度目です。

今回はおじいちゃん(園芸の愛好家)に接木の方法を実演してもらって教えていただいたので、大丈夫だと思います!

一つ目は割接ぎという方法、二つ目と三つ目は切接ぎという方法で行いました。接木には接木小刀を使わず、魚用の小出刃包丁を包丁研ぎで研いでから使いました。切れ味は平凡でスパッと一度で切れませんでしたが、少しずつ削っていけば使えないことはなかったです。これまで接木をする必要性がなかったので、接木の刀を見てると血の気が引くような気分になります。形成層は多分合ってるでしょう。太さが合ってるので大丈夫だと思うのですが、テープを巻いているときにズレまくるので、絶対一致しているという確信は持てません(笑)


柑橘類の接木
柑橘類の接木図(筆者作成)

多分こんな感じだと思います。赤い線は穂木を切った面です。一番右端の図は樹皮が取れてしまったのでこんな形になりました(*´ω`*)

切るのは割と簡単で、剪定鋏で輪切りにした後に、接木小刀(筆者の場合は小出刃)で縦に切り込みを入れます。かんきつ苗は意外と縦にスパッと行ってしまうので力加減が難しかったです。難しいといえば接木テープの巻き方です。穂木がズレるのです!ずるずる動くものだから、不器用な手先にイラつきます。別に不器用というわけではないのですが・・・穂木を押さえる役と、テープを巻く役の二人でやったほうが簡単かもしれません。穂木がズレないためにはなるべく角度を深くして穂木を作ればよいと思いました(間違ってたらすみません)。たぶんホームセンターで売ってる普及版の接木テープが悪いのだと思います。愛好家の方は高級な幅広の接木テープを使っておられましたから!オフラインでの口コミって専門家が言ったことが伝わってるから確実ですね。

数年物の台木をすべて使い果たしてしまいました(もったいない・・・)。

柑橘 森田ネーブルの接木
柑橘 森田ネーブルの接木

念のため、下の枝は残しておきました。

柑橘 森田ネーブルの接木2
柑橘 森田ネーブルの接木2

ビニール袋で保湿して、袋の内部にも水分を追加して高湿度にできたら接木は完了です。お金持ちの人はここでミズゴケを一巻きするのかもしれません。日陰でしばらく養生することにしました。一か月後が楽しみです。本当なら上の先端も何か癒合剤を塗っておいたほうがよさそうです。後でカルスメイトを塗っておこうと思います。

そういえば、土についてですが、この柑橘の台木は根洗いなどしません。もとあった土をそのまま根に付けたまま植木鉢に植え替えました。というか土が取れると柑橘は一気に枯れこんでしまいます。なぜか理由がわからないのですが、柑橘の植え替えは土ごと移植しないといけません(私だけかな?)。ですのであんまり腐植質の材料を根のある場所に使わないように気を付けたいと思います。

森田ネーブルなど年末に収穫するタイプのオレンジは、日本で栽培できる唯一のオレンジらしいオレンジだと思います。バレンシアオレンジやブラッドオレンジにも興味がありましたが、私が住んでいる地域ではハウスを買わないと栽培が無理であると判ったので栽培をあきらめることにしました。

2018年3月4日

畑に森田ネーブルを植えました。まっさらできれいな葉っぱです。ほかにもすることが多く重労働で、写真を撮る余裕はありませんでした。冬の間は軒下で越冬していました。一時は抹茶色になりましたが、暖かくなり、葉の緑色が濃くなったので、光合成して元気そうです。柑橘類の扱いはもう慣れてきたような気がします。

品種名がわかるラベルは外しておきました

2017年9月3日

花ひろば多度で森田ネーブルの3年苗という品を3,980円で買いました。高いなと思いましたが、1年多く育てられているのかな?と思い時間を買ったことにしました。

柑橘類の2年苗は閑散としていまして、3年苗と4〜5年苗(1万2千円)がやたら充実してました。ブルーベリーの苗木はこの時期にも関わらず、立派な物が一通り置いてありました。柿やブドウの定番品種の落葉果樹も立派な物が並んでいました。しばらく行ってなかったので様子がわかりません。

本当はあれこれ買いたかったのですが、3年苗は3980円と値段がそれなりだったので森田ネーブルだけを買いました。もう一本早生デコポンが欲しかったのですが・・・この値段ではさすがに買いづらいので躊躇してやめました(後でものすごい寒波が来て-7度以下になったのでやめて正解でした)。柑橘の2年苗は晩秋入荷かな?貧弱な残り物しか置いてなかったです・・・。

実のところ、バレンシアオレンジが欲しいなと思ってました。でもバレンシアオレンジは和歌山県などでも栽培が難しそうなので、思い切ってあきらめることにしました。ネーブルオレンジで欲求を満たそうと思います。

和歌山産バレンシアオレンジ
和歌山産バレンシアオレンジ

見たところ、有農薬と思われますが・・・都会で売れないような物を並べてある店なので、サイズも小さい物が多かったです。

和歌山産バレンシアオレンジ
バレンシアオレンジ

直売所で4個350円の和歌山県産のバレンシアオレンジを買って来ました。これを育てるかどうかの最終判断にしようと思ってました。糖度は8.3度程度でした。風味はバレンシアオレンジそのものでしたが甘味劣ります。でも食べられないことはなく、ブドウなどと比べると低糖質なデザートになるので安心です。これを私が栽培したら糖度7になるんじゃないかと思います。そういうことであきらめたい・・・と思うも・・・。死ぬまでに後悔したくないので時期を見て苗木を買いたいと思ってます。

余計に欲しくなってどうするっ!

やっぱり雪が積もるのでやめときますっ。

いやはや。20代の頃は死ぬとかそういう事はあまり考えたこともなかったのですが、30代になると人生の無常に凹んで嫌でも考えさせられるので、なんでも死ぬこと前提になってしまいますね・・・。1年1年・・・いや、一瞬一瞬と死が近づくたびに、もっと楽しく生きたいなぁと思うのです。逆の発想しないと楽しく生きられませんね。悟りも得ずにくだらない事に思い悩んだあの日々は、実に無駄でした。1年1年お迎えが近づいているなんて若いうちに誰が思うでしょうか。

私が育てている森田ネーブルはオンラインショップでも入手可能です。私は花ひろば本店で直接苗を買いました。

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