サツマイモのベニハルカの焼き芋とチップス

サツマイモのベニハルカが熟成されました

サツマイモベニハルカの焼き芋
サツマイモベニハルカの焼き芋
9月上旬に収穫したサツマイモのベニハルカ、荒々しくも湯で荒い新聞紙で衣装ケースに保存していましたら、芽が出てきちゃいました。品質は安定しており、11月上旬現在、ストーブの上で焼き芋にしまして糖度を測定しましたら、十分糖化しておりました。ベニハルカの焼き芋の糖度(正確にはBrixですが)は44度あたりになりました。売り物では焼き芋の糖度60度オーバーもありますから、まずまずといったところでしょうか。

ベニハルカの焼き芋を食べてみました。まだアクが残っているようであり、もっとおいしくなるには12月まで待ったほうがよいように思います。

サツマイモのキュアリングは33~40度で湿度80~90%、保管には湿度90%の15度ほどで半年から1年間熟成貯蔵が可能になるそうです。湿度100%でもよいという見解もあります。私の部屋ではサツマイモはあまり高湿度にならないように、湿度50%程度の室温で保存しています。冷蔵庫の上でもよかったけど、今年はテストを兼ねて衣装ケースに保管しています。衣装ケースはおそらくネズミが上りにくい気がしましたが・・・登ろうと思えば登れるかもしれませんので、夜間に家を空ける際には蓋を閉めたほうがよさそうです。

今年のサツマイモの栽培で一番満足していることがあります。それは60度の湯で芋を洗えたことです。「芋を洗うなんてとんでもない!」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、料理の際には洗った芋であるほうが面倒じゃなくていいのです。屋外までホースを伸ばす必要がありましたけど。腐敗菌がサツマイモにくっついているよりかはマシな結果になるんじゃないかと期待しています。洗ったとはいえ、すでに品質の悪いものは腐敗するので別にして保管しなければなりません。

なるべくサツマイモは細いところを残して収穫したほうがいいですね。

アヤコマチやクイックスイート、すべてのサツマイモをきれいに洗って品質別に分けておいたら、また私の家族がうれしそうに「自分の手柄」として大きくて形の良い芋だけ取り上げて仕送りしてました。。

サツマイモベニハルカのチップス
サツマイモベニハルカのチップス

既に食した後の写真ですみませんが、ベニハルカを油で揚げました。油の中では軟らかそうにふにゃふにゃしていたのに、引き揚げたらカチカチになっていました。もうちょっと柔らかくしたかったのに・・・入れ歯じゃなくても歯が傷みそうです。コロッケは衣が弱くて破れそうでひっくり返せなくて焦げてしまいました。相変わらず、料理は下手なままで進化してません。

関連コンテンツ