初イチジクLSU Everbearingを収穫しました!ジョビ子が自宅にお泊りしました。

イチジクLSU Everbearingの初収穫とジョウビタキの宿泊

イチジクLSU Everbearingの初収穫

 イチジク LSU Everbearing 10月28日収穫

10月も終わりの晩秋となり、夏で疲れた身体の調子も少し整ってまいりました。季節の変わり目は半袖と長袖をかわるがわる着まして家族も体調が整いにくいみたいです。ようやくストーブも出してきまして焼き芋をひとつ焼きました。夜は小さな電気あんか一つと毛布二枚重ねでまだ暖かい。調べてみれば、電気毛布と小型の電気あんかの消費電力にあまり違いはないらしい。

秋といえば食欲!?芸術も。
身近な市民展に行って芸術鑑賞をしてきました。
書道だけは良し悪しがまったくわかりません!でも漢詩を見たり聞いたりしてますと気持ちが安らぎますね。杜甫と李白の違いもわかってないど素人ですが。時々漢詩の本を借りたりもしてますけど、中国語で聞いてみると意味はまったくわからないのですが、旋律というか音韻が整ってて、発音に緊張感があって気持ちまで整いそうです。

そして今年も帰ってきましたぴーちゃんが。
2016年は10月28日の朝から鳴き始めてます。前日の夕方に到着したのかな?どのぴーちゃん?あのジョビ子ちゃんではないかと思うのですが、まだ姿は見ていません。さっそく縄張り宣言しているようです。同じエリアを縄張りにしてさえずっていたモズお君もぴーちゃんを嫌がってかこの日はどこかに行ってしまいました。

ふと気になり、ぴーちゃんを見に行きました。ぴーちゃんは庭から離れたところで頑張って縄張り宣言をしています。またここに来られて嬉しいのかな!?来たからには縄張りを築かなければ!とっても張り切って鳴いてます。

夜になり、いつもの場所(玄関)を見てみたら、ジョウビタキが私の手製の巣台の上に座ってました。初日から驚かせてはいけませんので、写真は撮らないでおきました。長旅だったでしょうに、あのジョビ子が今年も忘れずにおうちに来てくれるとは!なんてかわいいのでしょう。柑橘類にくっついている黄緑色のアオムシも食べちゃうかな?

ついでに庭の鉢植えのLSU Everbearingを見に行きました。LSU Everbearingは寒さで三分の二ほどが下から順に落葉していました。果実は大きく膨らんでおり、触ると微妙に柔らかくなっていました。もうちょっと置いておこうか迷ったんですが、欲望には勝てずに収穫してしまいました。苗木を購入して1年目の秋で収穫できたイチジクはLSU Eveabearingが初めてです。LSU Everbearingを手に持った感触はずっしりとして重いです。ロードスが中身スカスカな感触がするのに対し、このずっしり感は違います。LSU Everbearingの果実の大きさはロードスと同じか、一回り小さいくらいでした。もっと小粒だったらどうしよう!と内心では焦っていたのですが安心しました。。ネット上の評判にうまく乗せられて無駄な買い物をしてしまったかと心配してました。

イチジクのLSU Everbearingの重さは34gです。ロードスより6gほど軽いです。

イチジクLSU Everbearingの糖度測定と試食
イチジクLSU Everbearingの糖度測定と試食

イチジクのLSU Everbearingを半分に切って糖度(Brix)を測定しました。LSU Everbearingの糖度は何度測定しても20度程度でした。ちょっと早かったかな~。表面の皮は硬かったんです。もう3日待っていればよかったと思うも小雨が降ってきましたので、収穫する口実は揃っていました。うちのイチジクは日照時間が短いせいか、糖度が低めに出るようです。

イチジクのLSU Everbearingの皮を剥いて一口で半分を食べてみました。ちょっと青いフレッシュな風味がしたものの、十分甘いです。まるで柿を食べてる時のような爽やかさを感じまして、ロードスのようなイチジク臭さはありませんでした。香りは気温が低いせいか、しなかったように思います。香りは夏場のロードスのほうが水分が辺りに蒸発して拡がっていたせいか強かったです。ロードスやレディホワイト(ジャム系)とはまったく別系統の風味です。これは・・・どう形容したらよいのでしょうか。アメリカのイチジクマニアの表現を借りればシュガー系とでもいいましょうか。ハチミツというにはちょっと違う気がして本物のハチミツに失礼な気がします。軽やかで柿を連想させる感じです。

LSU Everbearing、どれくらい美味しいかというと、まだ1個目ですし、糖度もまだ低めのようですので評価はできません。今回の1個目に限っていえることは、まだ柿の最近の品種ほうが総合的には糖度が低くてもおいしいです。柿と比べるのも変ですが、イチジクとおいしい柿の品種を比べると、単純なおいしさ、そして満足感では柿のおいしい品種のほうが糖度が低いにもかかわらず、おいしいです。イチジクは鉢栽培できるメリットや、調理のレシピが豊富であるという点では優れていますけどね。

イチジクの味の系統には、ストロベリー、ベリー、ハニー、シュガー、ジャム、メロン・・・イチジク臭など、マニアによって分類されたいくつかの味があるようです。私は4品種しか持ってませんけど、今だに収穫できていないゴールドファイガー以外はどれも個性的な味なので、おおむね満足しています。

今回のLSU Everbearingの収穫時期は10月の末であり、晩生なのかどうかは知りませんけど、遅くに、それなりの品質、手持ちのイチジクの中では最高の品質で収穫できることにたいへん満足しています。熟してきますと果皮が黄緑から緑の色素が抜けて黄色寄りになってきて、外観に点々が出るようです。

LSU Everbearing、秋雨にも耐え抜き渡ってきたヒヨドリの目から逃れてこの品質。ロードスのように雨が降るたびにハラハラと気を揉まされずに済む点では優れています。LSU Everbearingは安心して鉢栽培できる品種といえましょう。レディホワイトも完熟では蜜が果皮に滲出してきますので、なかなかヤキモキさせられました。雨のたびに、いつかビニールハウスを買って中に入れなければ!と思わせるレディホワイトとロードスと比べると手間いらずといえましょう。

ただ一番後悔しているのは投機的な苗を買ってしまったことに対し、ちょっと反省しています。4千円と送料だったかな、確かそのくらいの値段でエバービーリングを買いました。LSUエバービーリングは料理にも使えそうです。

果樹が柑橘類しかなくなり寂しくなった庭に、おいしいくて品質の良いイチジクが収穫できて明るさが戻ってきたような、そんな嬉しさを感じました。2果目は日曜日あたりにサツマイモと一緒に祖母に仕送りしようかな。イチジク、品質が良く糖度高いということは素晴らしいことですね。

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