ミカンの由良早生を試し採り(収穫)して味見しました

ミカンの由良早生温州を収穫してみました 

ミカン由良早生
ミカン由良早生
温州ミカンの由良早生、ミカンの産地では10月の中旬あたりからが食べごろの極早生温州に属するらしく、おうちの畑でも緑色が抜けて黄色くなってきましたので、試しに1個収穫してみました。由良早生は樹勢が弱く、収穫量は少な目のミカンらしいです。

ミカン由良早生の糖度測定
由良早生の糖度を測定

ミカン由良早生の皮を剥いてみました。誤解を避けるために前もって書いておきますが、私が栽培しているミカンは栽培適地ではありませんので、本来は薄皮の品種でも皮が厚いです。そういうことで、由良早生の皮も市販のミカンと比べると皮が硬くて厚みを感じました。今回試し採りしました由良早生の果実の大きさは中くらいでした。じょうのう膜は、私が栽培してますもうひとつの早生温州と比べると薄いですが、デコポンやせとかの薄さと比べると普通であるといえましょう。しかしこれはあくまで私が栽培した下手な由良早生ですので、ちょっと調べてみると、プロフェッショナルが作った由良早生はじょうのう膜が薄そうです。

由良早生の糖度を測定しました。本来の由良早生の糖度は11度から12度あたりなので、糖度7.8は随分と低かったです。横に木があり由良早生が日陰になっていたので仕方ありません。日当たりが少々良くないだけで、こんなにも低糖度になるのですね。肥料はたっぷりやっていました。


アタゴ ポケット糖酸度計 (柑橘) マスターキット PAL-BX|ACID1


酸度を調べる機械はないものかとアマゾンを見たらありました。糖酸度計という便利なものが。しかし値段が高すぎです。たかが趣味で糖酸度計を買ったら、実用目的の果樹栽培のはずが、道楽の果樹栽培になってしまいます(/ω\)

これまでかかった費用のことを思うと既に道楽の域ですけど。

ともあれ今年の由良早生は300円分くらいの収穫量がありますから、苗木代の4分の1くらいはもとが取れそうな見込みです(動物に盗られなければ)。

由良早生を一房食べてみました。既に酸味が僅かとなっており、早く食べないとしょーもなくなってしまいそうな感じです。味は普通のミカンでしたが、早生温州と比べますと酸味が明らかに少ないです。私の安物の味覚ではこのミカンの酸度は0.8くらいかな。これ以上は糖度は上がらなさそうです。

となると、由良早生の当地域での収穫時期は10月の20日あたり、温暖地より1週間後あたりであると考えられます。

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