実生栗の収穫

実生の山栗
実生の山栗
山栗を収穫しました。
1本の木から袋いっぱいちょっと。
栗の実をむいてみて茶碗山盛り一杯ほど。
栽培の面積、3メートル四方でお茶碗一杯^^;
さすがに縄文時代でも1食分1人前くらいの量。
これで冬を越すには1人あたり9m四方×180日分の面積が必要となり・・・
14,580m2ということは1.458ヘクタールの栗林が1人分が太るために必要となる計算。
(これが熊なら・・・4~5倍ほどの面積が必要か)
これじゃあ1集落100人が山間部で生活するには甲子園100個の栗林。
むむむ・・・適当な計算をすると、狩猟と採集生活で10km四方の中にほかの集落がいくつもあったら戦争になりますわね。
人口密度でいえばフィンランドとかスウェーデン、ノルウェーくらいでないとギリギリ平和に暮らせそうにな感じでそれ以上になると、争いが絶えなくなる感じ?
1km平方あたり5人ほどの密度で温暖湿潤な時期があるなら飢えて争いに長けた侵略者が来るまで平和に暮らせてそうだ。
(仮に農業で自給率100%にしても日本で全員が豊かに腹を肥やすのは・・・厳しいか?)
・・・数個の栗は3mmほどの黒いゾウムシちゃんが湧いちゃってました。
思えば昔の人って、炭水化物に発生した幼虫も一緒にたんぱく質を補給してたのではないかと思います。
そうじゃないと農薬がなかった昔は飢えるから生きるの厳しそうですよね。
栄養のことを考えるとそのまま食べたほうがと思います。
市販の栗も卵が孵化しない対策がなされているとか。
調べてみたら、信州のほうではゾウムシちゃんを食べる文化があるみたい。
さらに調べてみたらゾウムシの幼虫の食味レポートも(*´Д`)
栗は伐採しようかな。
お茶碗一杯の栗のために剪定に1時間かかるしノコギリは疲れるし皮むきたいへんだし。
お茶碗一杯の栗を食べるためにかかる総労力は剪定含め3~4時間ほどになるでしょうか。
白柳ネーブルも植えたいし柑橘類のほうが不足している栄養を補えるし。
栗の木は趣味栽培は、ちょっと面倒。
でも栗で無農薬というのは何者にも代え難い安心感がありますね。
栗、何となく脳が必要としている栄養が詰まってそう。

栗の甘露煮
栗の甘露煮

栗を甜菜糖で煮詰めました。
火を止めると栗の内部に砂糖水が浸透していきました。
昨年は冷凍した栗でマロングラッセを試み粉々になりましたが、
収穫直後の栗は煮崩れしにくいようです。
ためしに1片食べてみました。
見た目以上に甘くておいしかったです!!!
温かいうちは崩れやすいので
冷やすことで崩れないようにしようと思います。
これだから栗栽培は・・・やめられないかも。

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