実梅を収穫して梅酒にしました。

畑で採れた実梅で梅酒づくりに挑戦!

梅の実の収穫-早採り
5月8日に収穫した梅の実

梅の実を収穫しました。
標準の収穫期より二週間~一か月早いけど殺虫剤とか使ってないので梅の実の品質を上げるには早くに収穫するしかないと思いました。
豊後系と思われる謎の梅を5月8日に1kg収穫して500gをホワイトリカーに漬けました。
この梅は雨が当たった場所などが病気になりやすいので5月1日くらいが無農薬の梅の収穫適期ではないかと思います。
5月8日の段階でも梅酒に利用できる梅は50%くらいに落ちて残りは品質が悪く処理が面倒だったので豊後系の梅は捨てました。
見ての通り、この梅は斑点が出やすい品種です。
ということで、梅の実は別に大きくなるまで待つ必要はないと今年は思うようになりました。

梅の実の収穫
5月14日に収穫した梅の実

家族が数年前に植えたこの写真の小梅と大梅は豊後系と異なり品質がよくて病斑もあまり出ていませんでしたが、まったくきれいというわけでもなかったです。
小梅のほうには灰色のアブラムシ(オカボノアカアブラムシ)が大量発生しつつあり、そこにはテントウムシが集まっていました。
梅って観察してみると、灰色のアブラムシが好む品種とそうではない品種があるように思います。
この灰色のアブラムシ、排泄物で梅の実に点々ができるという特徴があって実に汚くて嫌いです。
初めてこのアブラムシを見たときはぞーっとしました。

実はこのオカボノアカアブラムシに天敵がいることに今年はっきり気が付きました!
それは黒字に赤色の丸のテントウムシ、コクロヒメテントウです!!!
このことについてはまた後日書きたいと思います。
こちらの二品種の梅の実の収穫量は合わせて240gで開花時期が合わないため貧産となっています。
お世話したのにたったこれだけって感じですが・・・。
今思えば早生品種の改良内田にすればよかったと後悔しています。
早生ということは、早く大きくなるので害虫の大量発生よりも前に収穫が可能になるということです。
もう梅を植える土地がないので~残念!

そしてこの時期になると新芽を中心に梅の葉っぱがくるりんこと変形して妙な葉っぱがいくつかあります。
幸いほとんど摘心しておいたので病変した葉は限られていますが・・・調べてみると、葉の裏側にアブラムシ(ムギワラギクオマルアブラムシ)がいると新葉が丸くなると書かれていました。
またアブラムシにデンプンを散布してみたいと思います・・・でもそれやったら噴霧器が詰まるんですよね( ;∀;)

梅酒を作るために梅の実をホワイトリカーに浸しました
梅酒を作るために梅の実をホワイトリカーに浸しました。
3品種、全部で740gほどの梅の実を使用しました。
早採りなので香りが薄いかな~と思います。

去年の記録を調べると、2015年は5月17日に梅を収穫していました。
しかも収穫量は250gと今年とほぼ同じでした!(^^)!
去年のブログでは梅の葉っぱが変形した原因が病気と断定しちゃっててバカ丸出しですw
無農薬や有機栽培の梅って買うと1kg1,000円はするから貴重な梅ですね。

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