ブドウデラウェアとマスカットベリーAの花穂整形とジベレリン処理1回目

ブドウデラウェアの副穂を切ったところ
ブドウデラウェアの副穂を切ったところ

ブドウ-デラウェアの副穂切り(花穂整形)
ブドウ-デラウェアの副穂

ブドウの花穂がだんだん下方向に反ってきました。
うちの庭は寒いのか日当たりが悪いのか、成長は遅めです。
今日はブドウ デラウェアの副穂を切る処理をしました。
蔓の手みたいな巻きひげも取りました。

今年のデラウェアは1鉢しか房をつけず、もう1鉢のデラウェアは昨年茎の中を食べる幼虫の害で蔓が死んでしまい養生中のため行燈に新しい蔓を伸ばしている最中です。
今回伸びていた副穂はぜんぶでたったの3房分しかありませんでした。
2鉢あってよかったデラウェア!(^^)!
何とか今年も収穫までいけそうな予感です。

デラウェアの副穂の蕾のサイズを測ってみました。
目視でおよそ1.2mm~1.3mm。
ジベレリンをするにはまだ小さいみたいです。

頼りないようで頼もしいデラウェア。
でもないと寂しい気もします。
もうスーパーには長崎産のハウス栽培のデラウェアが売られていました。

おそらく来週末あたりがうちの庭のデラウェアのジベレリンの適期ではないかと思います。
遅すぎる気もしますが・・・大丈夫でしょうか!?
やっぱり今日か、明日やってしまおうか!
いやいや、まだ早い気がします。
ならば間をとって水曜日(5月18日)くらいはどうかな!
それより去年買ったジベラ錠、どこに片づけたっけ\(^o^)/
どこ探してもないんですよ。

ブドウ-マスカットベリーAの花穂整形1回目
ブドウ-鉢植えマスカットベーリーAの花穂整形1回目の切った花穂

ブドウ-鉢植えマスカットベーリーAの花穂整形1回目の写真
ブドウ-鉢植えマスカットベーリーAの花穂整形1回目の写真

摘粒がたいへんそうだ。

マスカットベーリーAの花穂整形も待ちきれなくてやっちゃいました。
支梗(しこう)の間隔が伸びている房の上3~5車(しゃ)だけ。
早く切っておいたほうが房が大きくなりそうな気がして。
見てると上段に栄養取られそうな気になりました。
デラウェアと比べると全然豊産って感じですね。
育てててよかったマスカットベーリーA!(^^)!
どこまで整形したか忘れそう。
次回は下段の支梗(しこう)を切り詰めます。

調べてみるとジベレリンにストレプトマイシンという抗生剤とフルメット液剤も同時に使うそうですね。
(趣味で使ったら赤字になりそう)
一体どんな仕組みで種無しになるのでしょうか。
やっぱりマスカットベーリーAは種ありにしたほうがおいしいかな!?
ただ単に果粒を大きくするだけなら満開3~5日目に25ppmを1回でいいらしい。

マスカットベリーAのジベレリン処理方法はデラウェアとまったく同じなのだろうか。
2倍体米国品種のところを見てみると、100ppmを開花14日前に1回と書いてある。
だとすればいくつかのマスカットベーリーAの房は既に1回目のジベレリン適期を迎えているといえます。
マスカットベーリーAの花粒はもう既に2mmになっているものもある。
ならば成長が出遅れた花穂と処理を見分けやすくするために目印を付けておかないと混乱してしまうでござる!

ヤマ・ソービニオンにもジベレリンの残りがあったら使ってみようかな!-
やっぱり安心感が違いますね、育てやすい品種を持ってると。

それはそうと思いつきましたよ!ジベレリンを節約する方法。
去年は紙コップを使っていたんですが、今年はジップロック(ポリ袋)を使います!
主婦が節約しているアレです。
漬物もまんべんなく浸かるアレ。
これなら少ないジベレリン液も効率よく浸けられるのではないかと思います。

ジベレリン、ジベラ錠より協和のほうが量が多いみたいですね。
100ppm作るのにジベラ錠は1粒に対し50ccの水で溶くそうですが、
こちらは1錠または1袋で250ccの水で100ppmのジベレリン溶液ができるようです。
この錠剤タイプのほうが溶けにくいかもしれませんが家庭用であれば量として適しているような気がします。
40ml液剤の場合は4mlに対し200ccで100ppmです。

ジベラ錠がすぐ出てこなかったので後で協和ジベレリン粉末をホームセンターで買ってきました。
半袋に対し水250ccでデラウェアとマスカットベーリーAの房を浸してきました。
デラウェアには尺取虫がついていて房がなくなりつつあったので・・・すぐにBIKOOイチジク袋で袋かけをしました。
翌日、よく見たらマスカットベーリーAにも虫がいたので袋かけしました。
(開花時は外します、でもジベレリン処理したら受粉しなくてもよかったでしたかな?)
この尺取虫、容易に房を全滅するので厄介です。
房が伸びたら袋の底を切ろうと思います。
→2日後に切りました。2日後に観察すると、勢いよく進展した花穂と、早すぎた処理に無反応でまだ伸びてない花穂に分かれました。

ジベレリン、いったい何秒浸けていいのかわかりませんでした。
適当に20~30秒くらい浸けました。

これで今年もブドウのデラウェアとマスカットベーリーAは有機栽培とはいえなくなってしまいました。
ちょっと早まったかな!?
残るヤマ・ソービニオンだけは無農薬でがんばってみよう!

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