ブルーベリーの植え替え。春来たれり。

ブルーベリーの植え替え

ブルーベリーの植え替えを行いました。
どっこいしょ。
植え替え作業は腰にくるので今日になるまで避けてきました。
でも先延ばしした結果、30日くらい早くやっておけばよかったと後悔しています。

はっ・・・ハーーーーーっクション(; ・`д・´)!

ということです。

花粉というより大陸からの下降物かもしれません。
山の標高の高い場所に行くと杉並木の中にいても治るんです。

植え替えに要したブルーベリーの用土は50Lくらいでした。
金額にして2千円・・・高っ。

趣味だから、許す!

ブルーベリーは10号鉢までが費用面で限界です。

植え替えをしていると枝に擬態した毛虫1匹(後でぴ~ちゃんがつまんでました)カイガラムシころころとか幼虫1匹を見つけました。

鎌で表面と底の土を多めに削って、スリット鉢よりも3cm~4くらい小さくなるように削ります。新しい土を5cmほど底に敷いて表面も厚くブルーベリーの土を盛り付けて終わり。
木材チップなどを購入する余裕もないので鉢の表面は用土を大盛で。

削った用土は地植えのブルーベリーの上に盛り付けました。

そして表面に窒素少な目の「いも・まめ専用肥料」をあげました。
化成肥料を使うとオーガニックとは言えませんが、手元にあった肥料はこれしかなかったのでやむを得ません。
しかしながらやはり化成肥料の気安い使用については反省、後悔しています。
重金属が気になりちょうど使い切ってしまったので今後は有機肥料にしようと思います。
発酵済みの鶏糞あたりが無難かな。
結局最後は鶏糞に行きついてしまいますw
落葉果樹もあるので腐葉土はいらなくなったし鶏糞や米ぬか、柑橘類には+油粕だけで十分かなぁ。
まったく自信なし!

ブルーベリーはさほど肥料を要しないそうですが、気が付けば他の果樹と同じくらい肥料をたくさんやってしまいました(*´Д`)

ブルーベリーの土はブルーベリー専用の土にピートモスを混ぜて使いました。

昨年のブルーベリーの栽培結果をまとめますと・・・

鹿沼土オンリーの用土は根が伸びてませんでした。
鉢底石を敷いたものはまったくダメで根が嫌がっていました。
ピートモスオンリーも蒸れてつらそうで。

ピートモス+パーライト大盛の用土は一番根が元気でした。
おそらくこれにココチップがあるともっとよかったのではないかと思います。
いくつか挿し木に成功していました。

「パタパタパタッ」

ブルーベリーの植え替え作業をしていると背後から私を追い抜いて作業場の中からかわいい小鳥が現れました!

「あ。ぴーちゃん。久しぶり!」

「ぷるぷるっ。」

ジョウビタキのメスのジョビ子は尾を震わせて鳴きました。
この小鳥は私が作業をしているといつもどこからか現れて餌が出てくるのをとても楽しみにしています。
ブドウの植木鉢のリング支柱にとまったり、植木鉢の縁取りにとまったり、ひっくり返したばかりの土をつついたり。
ジョビ子-ジョウビタキの雌の写真

なんてかわいいのでしょう。
もう慣れたもので、少し前に私が捕まえた毛虫をつついてました。
ぴーちゃんのために慌てて餌を探してみても、こんな時に限って何も出てきません。
仕方なく柑橘類にこびりついたカイガラムシをボロボロと落としてぴーちゃんにアピール(*‘∀‘)
こんなことなら取りためておけばよかった!?
もっと地面をほりほりしなければ!

野鳥といえばヒヨドリ。
秋にはたくさんあった赤い木の実は今はもうなくなっていました。
ヒヨドリはピンクの梅の花をもぎ取っていました。

翌日。
写真を撮り損ねたのでまた庭に出てみると姿は見えなくても鳴き声がしました。
「おはようぴーちゃん!」
ジョビ子はいつも意外なところから出てきます(*'▽')
急いでカメラを取りに部屋に戻りまた庭に出ると
(農作業が始まるのを)待っててくれました。
カメラはおいしくないと知っているせいか
ちょっと気に入らない様子。
「もっと農作業してよー!」
「はいはい。ちょっと待っててね。」
ブルーベリーのつぼみを剪定してみました。
特に餌は出てこなかったものの、作業する様子をぴーちゃんに見られていました。

次に畑に行きました。
たまねぎの最後の肥料を与えに。
どこからともなくまたジョビ子の声がしました。
ジョウビタキは草と一体化していて姿が見えたり見えなかったり。
気のせいかもと思っていたら
お気に入りのびわの木にとまって様子をうかがっていました。
地植えのオリーブの木に「炭酸カルシウム」を大盛でスコップであげました。
地植えの柑橘類にも普通に炭カルと有機肥料をあげました。
家族が柑橘類の防虫ネットを外そうとしたので
「ちょっと待ったー!」
と思いとどまってもらいましたw
かなり葉の数が少ない状態なので今外すと春の強風でさらに葉がなくなるとたいへん困りますので。
防寒ネットを外すのは新芽が確認できてからと考えています。
寒さに弱いタイプの柑橘類の防寒対策ですが、単なる防虫ネットのぐるぐる巻きで十分でした。
ポリ袋のような通気性のない袋は必要なかったです。

鉢植えのレモンは軒下に入れただけで防寒しなくてもまったく大丈夫でした!
さすがに購入時と翌年は巻物が必要でしたが今は必要ありません。
木が大きくなったせいもあるでしょう。
そして冬は今まで水を一滴もあげてませんでした( ゚Д゚)
軒下ですから雨も当たりません。
さすがに気になったので水をあげました。

マシン油の効果についてなんですが、ウメシロカイガラムシにはほとんど効果がありませんでした。
イセリアカイガラムシに対しては効果がありました。
なのでバラ科の果樹に対してはマシン油を使うのは無駄なのでもうやめておこうと思います。
カイガラムシの除去はやっぱり手作業に限ります。

話は畑の作業に戻り、
せっかくなのでぴーちゃんのためにスコップで穴を掘りました(*´ω`)
「コガネムシの幼虫発見!」
コガネムシの幼虫を手に取り私の洋ナシバートレットの枝にとまって見学しているジョウビタキに見せびらかせます。
「・・・反応なし!」
大きいのは好きじゃないようです。
ジョビちゃんは一体何が好きなんでしょう。

悪者にされがちなヒヨドリ。
ヒヨちゃんにも大事な役目があります。
それは果実を食べることです。
もし野鳥に食べられないままでは存在自体が無意味になる果実。
赤い実はヒヨちゃんに食べられてこそ意味があるんです。
誰も食べない柿の木も野鳥によりきれいに掃除済み。
たまにブロッコリーの葉っぱを食べるもつぼみは食べない。
誰も食べなくなったキンカンの果実を食べておそうじ。
フンを落として栄養補給。
野鳥に害虫を食べさせてブドウを江戸時代のように自然に近い栽培方法を試みている農家もあるそうです。

この冬は野鳥に畑や庭をきれいにしてもらったような気がします。
野鳥がいなかったら虫さんの楽園ですね。

関連コンテンツ