ロザリオビアンコを直売所で買ってきました。

ロザリオビアンコ
暖かい地域、いわゆる農業用語で暖地というところまで遊びに行きました。
そこの直売所で見つけましたのがこのロザリオビアンコです。
やけに安かった(500円)のでつい求めてしまいました。
ロザリオビアンコはイタリアとともに前から導入を検討していた品種のひとつでどんな味か知りたかったのです。
直売所では瀬戸ジャイアンツが1300円でシャインマスカットが1100円、セキレイが1000円ほどでした。
オリエンタルやスイホウもありました。
大粒のベーリーAや巨峰も売られていました。
瀬戸ジャイアンツとシャインマスカットの果皮にはシミもなくきれいな状態でした。
(瀬戸ジャイアンツはカタログのベストな形状より少々小さかったです。)

ほかと比べてロザリオビアンコがやけに安いことには理由がありました。

皮をむいてみました。
皮の剥きやすさはシャインマスカットのように難しくはありません。
巨峰のように簡単ではなく、その中間といった感じでした。
大体一度にシャインマスカットの2倍以上の面積の皮がむけるくらいです。

香りはなかったです。

糖度を測ってみました。
あれ!?
私のベーリーAより低い。
きっと失敗作だったんだね。
それで半額だったんだ。
本来の良い状態のロザリオビアンコは糖度20度になるのでそれよりも5度も以上低かったわけです。
こんなに日当たりのよい地域、私の住んでるところと比べたらまだ夏みたいな暑さなのに。
もしかしたら肥大させたことが原因なのかなぁ。

ロザリオビアンコを食べてみました。
あれ!?
次から次へとパクパク・・・
うっ・・・旨い!
いやはや、とてもジューシーで喉がうるおいおいしいです。
1粒サイズも親指大と大きいので食べ応えがあります。
シャインマスカットの砂糖みたいな強烈なインパクトはないにしても
うまみがしっかりとあります。
甘いだけのシャインマスカットより好きな味です。
柔らかさは巨峰よりも硬いけどシャインマスカットみたいな硬さはありません。
家庭菜園でも旨くつくれるのではないか。
そう思わせてくれます。
果実がしっかりと果梗についていて脱粒もありません。
これで香りがあれば・・・

これで私が必要としている緑ブドウのイメージができあがりました。

香りはマスカット
果肉はシャインマスカット
味はロザリオビアンコ+酸味
育てやすさはナイアガラ
見た目は気にしません。

そんな緑ブドウ苗、ないかな!?



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