大暑の雨あがりの女郎花、夏を彩るお花

レディエマハミルトン

暑さで小さくなって繰り返し咲いています、レディエマのバラ。

それ以外のバラは葉っぱがなくなって元気がありません。
バラに限っては
いよいよBT菌のような農薬が必要になってきました!
無農薬でチュウレンバチを何とかする方法はもう尽きました。
幼虫が葉の裏に居ついて食害するので、天敵に見つかりにくいのです。
調べたところによると、農薬は葉や幹にも浸透するらしいので
自然毒だからといってミツバチに対してまったく無害ではないようです。
農薬は葉の表面についてるだけのものと思っていましたのでショックです。
来年からはBT菌を使おうかと、悩んでます。


桔梗

桔梗は放任でも咲いてくれるということがわかり、
夏の庭を涼しく飾ってくれています。
一度植えたら毎年咲くようです。
庭植えでは水遣り不要でおすすめです。
バラもキキョウみたいに虫が食べたくなくなる成分をじぶんでもてばいいのに!
バラは虫がいいのでお虫よしすぎます。

女郎花(おみなえし)

女郎花、花壇の手前に植えてしまって
背が高くなって奥の庭が見づらくなってしまいました。
いったん植えたら毎年咲くみたいなので
和風のお庭におすすめです。

よく昔の和歌におみなえしがでてきますよね。



をみなへし秋の野風にうちなびき心ひとつをたれによすらむ 藤原時平


秋の野の風になびくおみなえしよ、いったい誰に心を寄せているのだ。
(ナンパ男の心理ですかな?と教養のない私は思いましたが、同母妹温子(藤原温子)の上皇に寄せる一心の愛情を暗示したと教養のあるHPに書かれています。)



藤原の時平は、あの菅原道真を大宰府に追いやって早逝した人物です。





「をみなえし」の季語は秋ですから
万葉の昔の7月の今頃はもう昔の人の感覚で秋といったところでしょうか。
女郎花が読まれた頃はきっと今よりも涼しかったのでしょう。
調べたところによると、中世は温暖期だったらしく
さらにそれを上回る温暖期の今に生きる私たちは季語と今の気温一致しなくて「えっ」と思いますよね。





古典の教養がないので、ブログを書いてるだけでつらいですw









植えっぱなしの花といえば、
切り花にできるグラジオラスもいいですね!


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