ブドウのお花が咲きました

日中は初夏のように暑くなりはじめ、レモンの木も元気いっぱいになりました。私のほうは暑さに弱く、活動量も鈍くなってまいりました。とはいえ、朝夕はまだ冷えるのでストーブを焚いて夜は電気毛布のお世話になっております。みなさんいかがお過ごしでしょうか。今週の作業は・・・

1.ぶどうの誘引


誘引といってもたいしたことはしていません。数か所をシュロ縄で結んであんどん仕立てのぶどうを横に誘引しただけです。デラウェアの日当たりのよいところは5月20日から咲き出しました。前回のジベレリン処理は5月6日でしたので、ちょうど14日前ということになります。とはいえ、ベーリーAと日当たりの悪い場所にあるデラウェアはきょう咲き始めたところなので、ジベレリン処理から16日後に開花ということになりました。

今の季節は「緑枝挿し」という方法でブドウを簡単に増やせるようです。ブドウの本に超簡単!と書いてあったので、間違いないでしょう。



デラウェアの開花

マスカットベーリーAの開花

2. メイヤーレモンに流水でダニを流す

メイヤーレモンだけ柑橘ネットに入れていないので、チョウの卵や赤い色のダニが付いていました。これらを流水で流し、葉の裏にも水をかけました。まだ小さな木ですので害虫にやられると丸坊主に等しいことになります。(蝶々用の実生の木は別に作って置いてあります。こちらは毎年丸坊主になります。)

かんきつ類を観察してますと、花は終わりを迎え、めしべの根もとに緑色の小さな膨らみができていました。これからしばらくは生理落果の時期らしいです。

ライムとシークワーサーについては摘蕾も摘果もしていません。観察した限りでは、その必要がないからです。日向夏の樹勢は旺盛でして、短期間で葉数をもっとも増やした品種といえます。次に旺盛なのが八朔やジャバラやポンカンと晩白柚です。一方で樹勢が強いとされる南津海とデコポンはイマイチ元気がないです。栽培本には木に勢いをつけたいときは強く切り返すとありますが・・・これを切って失敗したら使える枝がなくなるのでとてもそんな勇気はありません。

畑の乾燥地帯に植えてあるみかんと、庭の鉢植えのかんきつ類を比べますと、圧倒的に庭の鉢植えのほうが葉数を増やしています。おそらく水分の違いによるものと思います。畑は強風が吹き木が乾きやすいという環境もありました。3月と4月は畑に水やりしておけばよかったと後悔しています。
メイヤーレモンの果実




イチジクとブルーベリーは結実するまで放任しています。両方とも摘心もしましたので、肥料も早めにやってしまい、特に何も作業をする必要はないです。この写真のスギナを刈ってしまうと水切れが激しくなり別の雑草が生えてくるので、とるべきかどうか迷っています。


ブルーベリー
オニール(鉢植え)
ラヒ(地植え)
ケープフェア(地植え)

ブルーレカ
(庭植え)




そういえば、クランベリーの花がいくつか咲いていました。クランベリー、ほんとうに飾り程度にしかないので実用目的での栽培には程遠いです。リンゴンベリーも茂っているだけで特に変化はなさそうです。

クランベリーの花




ブラックベリーは花が終わり、果実が肥大する時期に入っています。

ボイセンベリー

開花もおわり、果実が大きくなりはじめました。

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