ブルーベリーの栽培記録2015年3月

2015年3月3日
考えてもわからないので、
もうダメ元で自分なりに仮説を立てて、適当に強剪定をしました!

剪定に関しては時期的にギリギリ間に合った感じですが2月中に終えておかなければいけないのは理解しました。
結果させたい枝については、ネットの情報を鵜呑みにしてこれ以上何も手を加えず、
今回は去年出た新しくて強い枝について考えてみました。
昨年でた鉛筆くらいの太さの枝(主軸枝と主軸枝から出た太い枝)についてです。
じ~~~っと観察してみると、下図のようになっていました。

下のほうに葉芽という三角のチップがあって、先端には大小の花芽が付いていました。
本にはこの枝のことについては何も書かれていなかったので、
これまでは単に花芽を摘めばよいのだと思い込んでいました。
でも考えてみると、この強い枝は、50cmくらい伸びていて、
今年は上のほうでこまごまと分岐することが考えられました。
そうなった場合、下のほうには弱い枝しか出ない気がしまして、
「Y」のように太いまま枝分かれさせるには下のほうで切ったほうがいいのではないかと予想しました。
上に行くほど枝分かれの仕方が細くなっていたからです。
切った場所は図では単なる例えですが、どうなるか見てみたかったので、大体地面から20~30cmのところで切りました。



もちろんこのまま切らずにしておいても、おいしいベリーが食べられるとは思いますが、一度強剪定をやってみたかったのでやりました。

教科書通りにいっても、これが主軸枝であった場合は3年は結果させてはいけない枝であるので思い切って半分に切ることに決めました。

昨年買いましたスージーブルーやサウザンスプレンダー、ロブソン、ブリジッタの小苗についても同じ理由で希望しない方向の枝は強剪定しました。
なんだか切るのがもったいない気がしましたが、じーーーーっとよく見てたら株基に葉芽がついていましたので、思い切って切りました。
主軸枝以外の枝や、花芽のついた分岐枝、ひょろ長い枝はすべてもとから切り落としました。
写真を撮るのもはばかられるような剪定になってしまいました。
このままでは今年はブリジッタのようなひょろ長い枝しか出ないのではないかと思いまして・・・

(素人が観察して結果を予想をしただけなので、よいこは真似しないでください

今回やってみましたことを1行でまとめると、

★昨年出た鉛筆サイズの強い主軸枝は先に花芽があっても結果させずに葉芽があるところまで強剪定して分岐を期待する★(切らなくてもいいです、ほんとは)





でしたっ。

結局、どういうことなのかといいますと・・・

私は主軸枝が2~3年後にbのような姿になる、または翌年用の結果枝が強く伸びることを期待して剪定したということです。
株の中心にある主軸枝は枝分かれしすぎても込み合うので左図のほうが適している気がします!

どうしてb図のほうが収量アップする報告があるかというと、電流でいえば直流と交流の差のようで、
結果枝の近くまで太い分岐枝を作っておいたほうが樹液の流れる量も多くなり、結果的に根も増えて(?)栄養が偏りにくくなって細枝がたくさん出にくくなるのではないかと想像します。
また交互に切り返すことができるので、収穫が大きく落ち込むことを防げるかも。

こちらは昨年買ったスージーブルーなどの予想図です。
右の図のようになることを願って強剪定してみました。

おうちで小さく育てるためには、太く枝分かれしてくれたほうが枝の更新もしやすいような気がします
(気のせいかも)


実際どうなるかは素人なのでわかりませんが、
もうやっちゃったので結果を待つしかありません(汗)


もう一度、図にまとめてみました。

1本の主軸だけで表現してみました。
理屈はほかの果樹と同じのように思います。
今まで弱剪定と強剪定でどうして出る枝が変わるか理解できませんでしたが
きょうの学習を通じて樹液の切断部への樹液の圧力や樹液量の大小で出る枝の太さが決まるのだとやっと理解できました。
要するに、春の芽吹きの強いパワーを頼りに太い枝(太い水道管のようなもの)を作るという感じだろうか


最後に、素人なので100%間違ってると思いますので、これで勉強しないように!

ついでに、英文サイトからの引用で結果枝の剪定基準を図にしてみました。
参考にするかどうかは自己責任でおねがいします♪

2015年3月2日
写真で振り返ると、ぜんぜんネットに書かれているような剪定ができてない気がしました(汗)
あれこれ考えてみましたが、強剪定したほうがよい苗もあるようです。
観察してわかったことは、竹串のように細い枝が翌年太くなるようなことはないみたいです。
日本のブルーベリー栽培のプロは30cmまでの低いところ、高くても50cmまでのところで二股か三股に分岐するのを促しているように思いました。
苗木が増えて収穫0ということはなさそうなので、
これからは樹形を作るという作業も合わせてやっていこうと思います。

2015年3月1日
ブルーベリーの蕾が膨らんできました。
摘蕾したのに、また蕾がでてきてるところもありました。
今日の時点でふくらみが小さい蕾は栄養が行きにくいと判断し摘んでしまいました。
新品種にも蕾がまだありましたので、味見用に1個ずつくらい残しておくことにしました。
やっぱり我慢して摘蕾することに決めました。

どんなに調子よさそうな枝でも、まだまだ幼木なので生長を優先して1枝に対し蕾を1個だけ残すことにしました。

チャンドラーの様子です。
昨年は1個だけ蕾を残しましたが、今年はもっと収穫できそうです。
写真で見ると小さく見えるけど1メートルくらいあります。

ブライトウェルの様子です。
寒さに強いみたいです。
樹勢は・・・チャンドラーと同じくらいのようです。
こちらも樹高は1メートルくらいあります。
苗木やさんのホームページを見ると、ラビットアイはほとんど剪定が必要ないそうです。

専門家に教えてほしいのは、結果しない(させない)枝は切ったほうがよいのかどうかということです!
左下の垂れ下がった枝は、今秋には現状と同じ形の状態で花芽ができそうな気がします。
ホームベルもパウダーブルーもこんな感じで細長い枝がたくさんできていてどうしたらよいのかわかりません!
1年観察してわかったことは、この手の枝は切らないままだとずーっと同じサイズで生えたままだということです。

後日、右の3本の枝は葉芽がある下のほうで切りました。

ミスティーの様子です。
去年より2倍くらい大きくなった気がします。
ミスティーの樹高は60cmくらいで高さはブライトウェルやチャンドラーやパウダーブルーより低いです。
写真の通り、内向枝をそのままにしてあるところもあります。
なんとなく右端の強い枝を誘引したほうがいいんじゃないかと思ってますがそのうち重みで傾くかもしれないのでそのままにしておこうと思います。
何冊も本を読んで勉強した割には、剪定が身についていない気がします!
でも枝の端っこ、植木の一番外側に実がなるようにしたほうが摘み取りやすく、栄養も途中で止まりにくそうなことは理解できた気がします!

・・・プロならもっと中央から左に密集している枝を減らしてスカスカにして涼しくするんだろうなぁ。
右端の強い枝も、枝わかれしてほしいところで切るのかなぁ。

たとえば、写真左上の短い枝、バッサリ切ったほうがいいらしいです。

後日、右の数本の枝は葉芽があるところで強剪定しました。左の結果枝は短果ばかりなので、思い切った剪定が必要であると悟りました。(でも今年は食べたいので・・・短い結果枝は切りませんでした)

昨夏購入したブルーレイの様子です。
よく見たら左上の蕾のところとか、ほんとうは取り去ったほうがよい枝が残っていました。
もしブルーベリーのプロならこの写真で細いと思うようなところはスパスパ切ってしまうのかもしれません。
剪定は後でこのブルーレイとブリジッタで練習してみようと思います!
背丈は30cmくらいです。

こちらも後日強剪定いたしました。

買ったばかりのブリジッタ半額苗の様子です。
300円苗でもこれくらいであればたぶん元気に育つ気がします。
育て方のホームページを見ると、細い枝はもっと切ったほうがよさそうです。
今思うと一番太い枝から分かれている枝の数が多すぎる気がします。
6本くらい出ているところを2~3本に減らしたほうがよさそうです。
樹高は25cmくらいです。

後日、中央のもっとも太い枝を残して強剪定しました。

昨夏に買ったオニールの様子です。
まだ枝が小さいので剪定はほとんどしませんでした。
私は素人なので思い切って細い枝を切ることができませんでした。
教科書通りにやるならこれらの細い枝はすべて切り落として木を作ったほうがよい気がします。
樹高は30cmくらいです。

後日、強剪定いたしました。

昨年は草むらの中にあったデュークを鉢植えにした様子です(汗)
去年より枝が1本少なくなって木が斜めになりました
枝の長さは40cmくらいです(汗)
また振り出しに戻ってしまいました。
後で冷静になってみると、
育て方のホームページの情報では左下のひょろっとした枝も切ったほうがいいみたいです。
またちょっと考えてみたんですが、この唯一長く伸びてる枝も、下のほうで切ったほうがいい気がしてきましたが専門家じゃないのでわかりません。
なんとなく2本に分岐している付近で1本になるように切って再出発したほうがいい気がします。
このままでは車枝になるか、ひょろひょろ絡み合った枝になるかもしれません。

(剪定終わったつもりだったのに、写真で振り返るとまだ切るところがたくさんありました

よく見たら枝が雪で折れたみたいで枯れてました。

2015年2月14日
冬のブルーベリーの素人剪定後の(つもりの)様子です。

ブルーレカです。
太い枝は2本、中くらいの枝は2本、細い枝はいっぱい。
右の太い枝だけ残すのがプロの技なんでしょうか!
せっかくなので左上の細い枝は実るまで切らずにおこうと考えています。

後日、右の鉛筆の太さの枝は高さを30cm残して強剪定しました。

ケープフェァーです。
植え付け時に右図のようだったことを思うと地植えでよくがんばってくれたと思います。




パウダーブルーです。
ちょっと頼りないので花芽がない枝は思い切ってばっさり切ったほうがいいのかな。




ラヒです。
後で振り返ると右上の短い枝は取り除いたほうがいいのかな。
後日、左下の長い枝や右側の小枝を強剪定しました。




ミスティです。
たった1年ですごく大きくなりました。




品種不明のものです。果実がジャリジャリしておいしくないです。
あまりのまずさに何年たってもコガネムシもいないようです。
(去年地面を掘ってピートモスを入れました)

2015年2月11日
久々にいつも投げ売りばかりしているホームセンターに行ったら
ブルーベリー苗が7割引きになっていました。
その中で気になった苗がブリジッタでした。
通常価格が1000円のところが300円になっていました。
ピートモスは50LでL1000円未満でした。

安売り苗は購入後の生育があまりよくないのですが、ブリジッタを買いました。
もしかしたら半額で買ったミスティーみたいに大化けするかもしれないので。

ブリジッタはノーザンハイブッシュの中でも育てやすそうで安定収穫で味もおいしいという特徴をもっているらしいです。

残した芽の数からして、今年は300粒くらい収穫できたらいいな・・・と思います。

今日はテプラで苗木のラベルづくりをやりました。
油性ペンではすぐに文字が消えたので、それ以来テプラにしています。


2015年2月8日
ブルーベリーの剪定をすべて終えました。
何が正しい剪定法かはわかりませんが、細い枝、短い枝、枝全体につぼみがついている枝を切り取りました。
蕾は、長い枝には2個、短めの枝には1個ということにしました。

残念なことに、地面に植えたデュウークさんが草に負けてしまい、寂しくなっていました。
デュークの代わりに1本植えるとしたら、ラビットアイのオクラッカニーがいいかしら。
ホームベル(露地)の樹形は酷いもので、何とかならないものかと悩みます。
ガルフコースト(露地)は意外に復活の兆しを見せており、味がイマイチな割に元気そうでなによりでした。
ミスティー(鉢植え)はものすごくたくさんのつぼみ、持ってる品種の中で一番たくさんの蕾がついており、豊産性であることが明らかでした。
ブルーレカ(露地)は庭植えにもかかわらず、かなり大きくなっていました。

・・・弱ったデュークのかわりになりそうな品種を調べなおしてみると、ドレイパー、ブリジッタ、レイトブルー(いずれもノーザンで豊産・樹勢強い)がありました。
復習がてら、サザンで調べると、ニューハノーバー、次いでビューフォートが風味よく収穫も安定して見込めるらしい。
もしラビットで買い足すならオクラッカニーだろうか。

2015年1月24日
ほとんどのブルーベリーの剪定をしました。
買ったばかりの大関苗はつぼみを全部とり先端を2cmくらい切りました。
買って2年目以上の苗は、1枝あたり蕾を1~2個に減らし、
先端を軽く剪定し、弱い枝は取り除きました。

まだ栽培経験が浅いので、蕾をどれくらい残せばよいのかわかりません。

2014年12月下旬
今夏に仮り植えしたオニールと、ブルーレカを同じ鉢に植え直し、
去年買ったチャンドラーとブライトウェルを10号鉢に植え替えした。

ブルーレカは新しい部分にしっかり根が張っていて、オニールは夏から少し毛が生えたくらいだった。
思えばオニールの鉢底に敷いた石(御影石の砂利)が悪かったのかもしれなかった。
どちらも鹿沼土のところは根回りが悪かったので、今後は鹿沼土を使わないようにしたい。
(逆に考えて、根を伸ばしたくないところに鹿沼土を使える)
ブライトウェルもしっかり根が張ってたけど、
チャンドラーは、ところどころ根がないところがあって、中を見てみると
なんとーーーーコガネムシの幼虫が2匹いました
今日はしっかり見られなかったので、後日改めて対策をしたいと思います。
対策としては水没法を考えています。

用土は、ピートモスとパーライトです。
(ココナッツチップが売ってなかったので)

窒素系肥料はまだやってません。

上のほうの用土が黒くなっているところを取り去って
下の根のほうも少し取り去って、まわりをほぐして植えました。

そして、仮剪定を行い、蕾を手で取り去り、部分的に先端を切り詰め、細くて短すぎる枝はすべて落としました。
早めに剪定して、来春に芽吹く栄養がしかるべき枝にしっかり行きわたるようにしたいです。
・・・実は剪定のやり方を忘れてしまったので、詳しく見直してから1月中に本剪定したいと思います(汗

2014年11月下旬
新品種の3苗だけ6号ロングスリット鉢に植え替えしました。
米ぬかといも・豆の専用肥料とピートモスとパミスを混ぜました。
軽石なら鹿沼土やココチップのように簡単に朽ちてしまわないと思います。
通気性はココチップに劣りますが、私は水遣りを忘れがちで乾燥しやすいのでその際に必要な空気は通るのではないかと思います。
大関Nの土を見ていると1㎝角のココチップがたくさん詰まっていました。
根は崩さず、ちょっとだけ揉む程度で刺激しておきました。
ロブソンとサウザンスプレンダーまだ落葉していない、スージーブルーだけ紅葉しているので、根が伸びることを期待しています。

鉢底に重い石を入れることで倒れにくくなると思います。

2014年11月中旬

大関ナーセリーで予約購入していたサザンハイブッシュ苗が届きました。



Blueberry Robeson
ブルーベリーのロブソン苗です。

タイプ:サザンハイブッシュ
収穫期:6月中
特徴:中粒、風味がたいへんよい、安定した収量、土壌適応広い。

特許の説明(英語)
https://www.google.com/patents/USPP19756

カタログでは風味がたいへんよいとあり、苗も樹勢が強そうなので期待しています。


Blueberry Suziblue
ブルーベリーのスージーブルー苗です。

タイプ:サザンハイブッシュ
収穫期:6月上~中
特徴:樹勢中、収穫中、大粒で甘い、パリパり系、スターと交配

特許の説明(英語)
https://www.google.com/patents/USPP21167

ハイブッシュというよりローブッシュな見た目です。
アメリカで評判がよくて食味のよいスターとの交配で甘くて生産も安定いているらしいので期待しています。
細枝が多く生長効率が悪そうなので気がかりです・・・育てるの難しそう。



Southern Splendour

ブルーベリーのサウザンスプレンダー苗です。

タイプ:サザンハイブッシュ
収穫期:6月中~下
特徴:樹勢よい、中~大粒、パリパり系。RevilleとPalmettoとの交配。

特許の説明(英語)
https://www.google.com/patents/USPP22692

日本で評判のリベイルとパルメットを交配しているとのことで期待しています。
見た目もしっかりしており樹勢が強いであろうことがわかります。
ネットの評価から推測すると、私の庭では7月の収穫になりそうです。
双方の親の特徴からきっと実らせすぎるとすぐ枯れるかもしれないので、
少量の収穫にしておくほうが安全かも。

品種選びは生食用でパリっとしたものをメインに選びました。
ぶどうで例えるとシャインマスカットのようなタイプかな!?

これだけあれば2016年の6月はしっかり収穫できそうです。
暑いのと蚊や蜂が苦手なので7月8月の品種は増やしたくありません。
特に8月の果実はシワになってしまうのでよい苗を植えても意味がないです、おうちの庭の場合。

ジャムや冷凍保存できるくらいたくさん収穫したいです!
オーロラやリバティという美しい名前の品種に魅力を感じてチャンドラーと置き換えたくても、お小遣いもうないし。

・・・購入の際に誓約書を1枚書いたのですが、もの覚えが悪くてどの品種だったか忘れてしまいました
どれだったかな~用紙もどこいっちゃったかな(汗

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